「ダイレクトマーケティング戦国時代」をテーマにアドテック九州2014開催

7月7日、8日の2日間、福岡国際会議場において、アドテック九州2014が開催された。

内山 美枝子

2014年7月10日 17:33

7月7日、8日の2日間、福岡国際会議場において、アドテック九州2014が開催された。昨年に続き2回目の開催。

「ダイレクトマーケティング戦国時代」というテーマを掲げ、1日目の基調講演にはやずやの矢頭徹氏、売れるネット広告社の加藤公一レオ氏、RKB毎日放送の久保敦氏、ペーパーカンパニーの中村修治氏が登壇。

「ダイレクトマーケティングはテレビでは受け入れられないとか、Webでの展開は無理とか、就職の人気企業にはならないとか言われたが、すべて覆してきた。業界を“知らない強さ”があったからできたこと。通販事業にとどまらず、ホテルや出版社についても通販と同じやり方で運営し、リアルとの融合を進めている」(矢頭氏)、「ダイレクトマーケティングは自分で答えを出さないのが鉄則。答えはA/Bテストで出る」(加藤氏)、「デジタル放送が導入されてから地方局はキー局との差が開いた。数少ないマーケットの1つがダイレクトマーケティング、またはネット広告」(久保氏)、「九州が強い理由はオーナー企業が多いため“やっちゃえ精神”があること」(中村氏)などと語った。

続いて2日目の基調講演には、グランドビジョンの中尾賢一郎氏、BBDO J WESTの眞鍋海里氏、ライトパブリシティの杉山恒太郎氏が登壇。「ダイレクトマーケティングというのは1つの売り方の手法であって、人の気持ちのスイッチを押すのはクリエイティブ。だからもっとクリエイティブについて探求するべきじゃないか」(中尾氏)という呼びかけのもと、クリエイティブディレクター、コンテンツプランナーの取り組みについて語られた。

「ダイレクトマーケティングとクリエイティブを対比的に語られることが多いが、どちらもクライアントの問題解決の手法の1つ。クリエイターにはそのクライアントの問題を見つける能力が大切。それとアイデアがセットになって解決ができる」(真鍋氏)、「売上に貢献しないクリエイティブに意味がないのは当然。物を売るための仕事なので、まず売れることをクリアしていかないと。ものを作るのは楽しいが、作ることが目的になるのは間違い」(杉山氏)など、それぞれが手がけたCMを見ながら語られた。

他にもビッグデータ、LINE、モバイル、堀江貴文氏によるビットコインについての講演など、多彩なテーマで講演が行われた。

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