完全自動出荷ができる通販物流サービス、トランスコスモスグループのECロボが開始
受注処理、出荷指示、梱包、発送メール送信までを完全自動化
トランスコスモスのグループ企業でeコマースの自動化ソリューションを提供するECロボは4月17日、自社ECサイトやECモールの受注から出荷までの業務を自動化する通販物流サービスを開始した。初年度に利用社数350 社をめざす。
サービス名は「EXPRESS(エキスプレス)」。ECサイトの注文を自動で読み込み、在庫の引き当てや出荷指示、顧客への発送メールといった業務を自動化する。
入荷工程で特別なバーコードラベルの貼付は不要。導入企業は仕入先から商品を専用倉庫に直接入荷することができる。同梱チラシやラッピングサービス、贈答品の「のし」などにも対応する。
14時までの注文は当日出荷する。土曜・日曜・休日の出荷も行う。
ECロボは日本や欧米で20社以上のEC代行を手がけている。欧米企業は手作業でCSV登録する習慣がなく、自動化によって生産性が高いという。一方、日本では物流の自動化が遅れていることから、欧米並みの完全自動出荷の仕組みを開発したという。
当初は「ネクストエンジン」など受注管理システムを経由してサービスを提供する。今後は各ECモールとAPIで直接連携し、自動出荷するサービスをリリースする予定。
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