コメ兵、「ZOZOUSED」に続き「LINEショッピング」展開で新規ユーザーとの接点創出
コメ兵にとって手薄だった20~30代の消費者との接点を創出する
中古品の買取販売を手がけるコメ兵は5月18日、LINEが運営するポイントサイト「LINEショッピング」への掲載を開始した。消費者との新たな接点を創出し、これまで手薄だった20~30代の顧客を開拓する。
コメ兵は「LINEショッピング」に参加する理由について、2018年4月開催の「ネットショップ担当者フォーラム2018春 eコマースコミュニケーションDay」で次のように説明していた。
- 新規顧客の獲得効率が下がってきていることから、「LINEショッピング」で新しい客層にアプローチしたい
- 「LINEショッピング」のユーザーは若年層が多く、コメ兵にとって手薄だった20代後半から30代の消費者を獲得しやすい
「LINEショッピング」の利用者を年齢別に分類すると、25歳~34歳が35%、35歳~44歳が30%と25~44歳が75%以下を占めている。また、ユーザーに占める女性比率は78%(2018年1月時点のLINE社の公表値)。
こうしたユーザー属性は、コメ兵がアプローチを強化したい顧客層と重なっていることから、「LINEショッピング」に参加することでユーザーとの新たな接点を持つことができると判断した。
「LINEショッピング」を入り口とし、自社ECサイト「KOMEHYO ONLINE STORE」へユーザーを誘導する。
ユーザーは「LINEショッピング」を経由して「KOMEHYO ONLINE STORE」で買い物をすると、ポイント還元率に応じて「LINEポイント」を獲得できる。
コメ兵は自社ECサイトを中心に据えながら、オンラインの集客チャネルを拡大している。
3月には、スタートトゥデイグループが運営するリユース品販売サイト「ZOZOUSED」のマーケットプレイスに出店し、衣類やバッグなど約2万点(出店当時)を販売。「自社ECでは売れない商品が売れる」という傾向が続いているという。
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