アマゾン、ガイドライン違反のメイン商品画像は「検索の対象外」にすると出品者に通達
アマゾンジャパンは2018年8月から、商品画像のガイドラインを順守していない商品のメイン画像は、検索対象から外すとの方針をAmazon出品サービスの出品者に対し通達した
アマゾンジャパンは2018年8月から、商品画像のガイドラインを順守していない商品のメイン画像は、検索対象から外すとの方針をAmazon出品サービスの出品者に対し通達した。
7月25日、Amazon出品サービスの出品者へメールで通達したのを確認した。
商品を示すために検索結果ページや閲覧ページに表示されメイン画像に、2018年8月以降も次のような不備がある場合、商品が検索対象外とになるとしている。
- 不鮮明な画像、画素化した画像、端がギザギザに加工された画像
- 文字、ロゴ、グラフィック、透かしが施された画像
- 複数の商品や色、サイズが映った画像
- モデルが商品を着用している画像
- 商品がフレームの85%未満しか映っていない画像
なお、Amazonでは商品画像の要件として、「重複または矛盾が発生した場合は、各カテゴリーのガイドラインが優先する」としている。
たとえば、アパレルでは「アダルト向けのアパレル商品を除いて、メイン画像に人物が映っているか、またはモデルが商品を着用している画像」はメイン画像の禁止事項になっており、アダルト向けアパレル製品のモデル着用は今回の通達から外れるとみられる。
アマゾンジャパンが配信したメールには次のように注意喚起が記載されている。
Amazonでは、画像のガイドラインに沿った画像を使用すると、顧客満足度の向上につながることがわかっています。今一度ガイドラインをご確認いただき、修正をお願いいたします。修正されない場合、商品は検索対象外となる可能性がございますのでご注意ください。
ここ数年、メイン画像の順守を促進するため、アマゾンジャパンではガイドラインの変更を幾度も行っている。基準を違反した画像については削除などの措置を講じるケースもあったという。
検索対象外になる可能性がある商品の確認方法
- セラーセントラル内の「在庫」タブから「出品レポート」に移動
- 「レポートの種類の選択」で「出品情報品質と検索対象外商品レポート」を選択
- 「レポートをリクエスト」をクリック
- レポートをダウンロードして、項目名=商品メイン画像URLを確認
- 問題を解決するには、以下の要件を満たすメイン画像をアップロードする必要がある
- 鮮明な画像、画素化されていない画像、端がギザギザに加工されていない画像
- テキスト、ロゴ、グラフィック、または透かしが施されておらず、実際の商品のみが写っている画像
- メイン商品(正面画像)のみを表示した画像(1つのカラー/サイズのみ)。複数の商品がセット販売されている場合を除きます。その場合、商品名にその旨の記載
- 商品は平置きで撮影され、モデルが着用していない画像
- 商品がフレームの85%以上映っている画像
注意: 要件を満たしたメイン画像をアップロードした後、検索対象外となったASINが再度表示されるには、約2日間かかる場合がある
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