CtoCの取引トレンドは7年間でどう変わった?フリマアプリ「ラクマ」に見るニーズの変遷
フリマアプリ「ラクマ」における売れ筋ブランドのトップ3を年度ごとに振り返り、トレンドの変遷をまとめた
楽天は8月22日、フリマアプリ「ラクマ」のサービス開始から7年間における売れ筋商品のトレンドを公開した。売れ筋ブランドのトップ3を年度ごとに振り返り、トレンドの変遷をまとめている。
「ラクマ」は、2012年にサービスを開始したフリマアプリ「フリル」と、楽天の「旧ラクマ」が2018年に統合して現在のアプリになった。楽天によると、日本でフリマアプリを開始したのは「フリル」が初めて。2019年7月時点でアプリのダウンロード数は2000万ダウンロードを超えているという。
「ラクマ(当時はフリル)」における最初の取引は、3500円のフレアスカート。2012年の売れ筋ランキングには「INGNI」「LOWRYS FARM」「dazzlin」など、若い女性向けのブランドが名を連ねている。
2013年のランキングでは、3位に「snidel」が入った。「snidel」は2014年~2016年までの3年間、売れ筋1位を獲得している。
2015年以降、ベスト3には「ZARA」や「UNIQLO」といったファストファッションが入っている。
2018年には「NIKE」「Supreme」といったスポーツ・ストリート系のブランドがランクイン。その背景には、「フリル」と「旧ラクマ」が統合したことで、メンズブランドの取引が増えたことなどがあるという。
都道府県別の人気ブランドは?
「都道府県別 売れ筋ブランドランキング」のトップ3もまとめた。全国的には「NIKE」「Supreme」「UNIQLO」の人気が高い。
特徴的な都道府県では、兵庫県は子供服ブランド「familiar」が1位。広島県では「広島東洋カープ」の関連グッズが2位だった。
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