小学館とアーバンリサーチがタッグ、コンテンツ+ECの新Webサイト「URBAN RESEARCH」を展開へ
商品やコーディネートを紹介する記事を掲載し、読者をアーバンリサーチのECサイトへ誘導する。小学館がウェブメディアのコンテンツ制作を支援する
アパレルセレクトショップを展開するアーバンリサーチは10月1日、新たなWebメディア「URBAN RESEARCH」を開設する。商品やコーディネートを紹介し、記事の読者をアーバンリサーチのECサイトへ誘導するのが狙い。出版業の小学館がコンテンツ制作を支援する。
「URBAN RESEARCH」の編集長には、アーバンリサーチ販売促進部シニアマネージャーの齊藤悟氏が就任。小学館が出版する「Oggi.jp」の編集長を務める岩﨑僚一氏のチームが参画する。
ECサイトでは紹介しきれない商品の魅力を、小学館のノウハウを生かして深掘りし、わかりやすく紹介するという。
アーバンリサーチが2018年4月から運営してきた、ライフスタイルなどを紹介するオウンドメディア「URBAN TUBE」は「URBAN RESEARCH」に統合する。
「URBAN RESEARCH」では、ファッション関連の記事のほか、化粧品やナイトウェア、アウトドアなどの記事も掲載。SDGs(国連サミットで採択された持続可能な開発目標)に関する取り組みなど、環境と未来のファッションを考えるコンテンツも掲載するとしている。
アーバンリサーチは1997年にセレクトショップ「アーバンリサーチ」を大阪・アメリカ村にオープン。2003年にはライフスタイルコンテンツにも着目した「アーバンリサーチ ドアーズ」を出店。現在は国内で13ブランド、270店舗を運営している。2019年1月期の売上高は715億円。
小学館は総合出版社として雑誌やコミック、絵本、図鑑、百科事典などを出版。ファッション分野では1981年創刊の「CanCam」などがある。
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