メルカリの国内流通総額は27%増の6259億円。新型コロナで「エンタメ・ホビー」の需要が増加【2020年6月期】
メルカリの2020年6月期連結業績における国内流通総額は前期比27.7%増の6259億円。米国事業の流通総額は736億円(期中平均為替レート1ドル=108.16円で換算)で、合算すると6995億円
メルカリが発表した2020年6月期連結業績によると、国内流通総額は前期比27.7%増の6259億円だった。
MAU(マンスリーアクティブユーザー)は2019年6月期の1357万人から、2020年6月期は1745万人に増えた。
米国事業の流通総額は736億円(期中平均為替レート1ドル=108.16円で換算)で、合算すると6995億円。2019年6月期比で流通総額は31.8%増えた。
なお、連結の売上高は762億7500万円(前期比47.6%増)、営業損失が193億800万円(前期は121億4900万円の損失)、当期純損失は227億7200万円(前期は137億6400万円の損失)。
商品カテゴリー別の構成比を見ると、構成比に変化が見られる。2019年6月期は「レディース」が最も高い構成比だったが、2020年1-3月期(第3四半期)と2020年4-6月期(第4四半期)では「エンタメ・ホビー」がトップ。「レディース」は2番目となっている。
メルカリは、新型コロナウイルス感染症拡大によるライフスタイルの変化で、カテゴリー構成がアウトドア向けからインドア向けにシフトしていると説明。「GMV(流通総額)のカテゴリー構成比がアウトドアからインドア向けに変化も、四半期後半にかけてレディースが復調傾向」(メルカリ)としている。
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