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ぐるなびは10月30日、シェフや料理人、グルメな著名人といった食に関する「キュレーター」がおすすめの食品を紹介するサイトを開設する。既存のぐるなびユーザーのほか、ギフトやみやげ物をネットで購入する消費者の取り込みを狙う。来年2月からは、記事で紹介された商品のネット販売を開始する予定で、通販売り上げの拡大で収益化を目指す。

サイト名は「ippin(いっぴん)」。サービス開始当初のキュレーターは60人を予定しており、メンバーはシェフや料理人、食に関する専門家、ライターなど食の情報発信者など。元プロマラソンランナーの有森裕子さんや、料理研究家の園山真希絵さん、レストラン「たいめいけん」の茂出木浩司シェフといった著名人も含まれる。

サイトでは「食」に関する写真付きの記事が投稿される。「ホームパーティー」「手みやげ・おもたせ」「レシピ・クッキング」「ギフト」「ヘルシー」「ビューティー」といったシーンやテーマに基づき、「スイーツ」「酒」「美食」「テーブルセット」といったジャンルの商品が紹介される。

当初は記事中で商品のオフィシャルサイトを紹介するだけにとどめるが、来年2月をメドにネット販売を行う。記事で紹介された商品の製造元や販売元にぐるなびの営業がおもむき、ネット販売の許可をもらう。売り上げの中から一定額を同社がマージンとして得る。また、執筆料やアフィリエイトなどの形でキュレーターが報酬を得ることはない。外部企業からの広告掲載は予定していないため、ネット販売の拡大で収益化を目指す。

ぐるなびが開いた記者会見

10月23日には、東京都中央区のレストラン「たいめいけん」で、キュレーターを集めたパーティーを開催。挨拶した久保征一郎社長は「飲食店と違い、みやげ物やギフトは、インターネットで探すという習慣が根付いていない。それは情報そのものが少なく、さらにはそれを集めた場所がないからではないか」と指摘。その上で「新サイトはこれまでの課題を解決したいという思いで作った。キュレーターの方々には『逸品』を紹介していただきたいし、われわれはできるだけ多くの人に記事を読んでもらえるようにして、商品を買っていただきたい」と意気込みを語った。

※記事内容は紙面掲載時の情報です。
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