即日配送エリアを関西エリアにも拡充、スタートトゥデイ

今回のサービス対象エリア拡大で、出荷件数全体における50%以上が即日配送可能となる

中川 昌俊

2014年11月5日 15:00

スタートトゥデイは11月1日から、即日配送エリアを拡大し、関西エリアでのサービス提供を開始した。即日配送サービスは2014年3月から関東エリア(東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県)を対象に実施している。配送スピードを高め利便性を向上、ユーザー満足度を引き上げる。

一部地域を除く関西エリア(大阪府・京都府・兵庫県・奈良県・和歌山県・滋賀県)で即日配送サービスを開始する。7時から21時までの注文は翌日の午後に届ける。サービス利用料は無料。

従来からサービス提供している関東エリアでは、午前9時までの注文で当日夜に、21時までの注文で翌日午前中に届ける。

関西エリアは全国の出荷割合のうち約16%で、関東エリアは約35%。今回のサービス対象エリア拡大で、出荷件数全体における50%以上が即日配送可能となる。将来的には、全国区での即日配送を実現したい意向で、アパレルショップと協力しながら、店舗から直接商品を発送することも検討していく。

担当編集者のコメント

スタートトゥデイのほか、ユニクロも即日配送サービスを拡充する予定。今後、競合他社が対抗し同様のサービスを広げる可能性があり、即日配送がファッションECの業界水準になる可能性が高い。こうしたサービスに対応できないファッションECサイトは業界から取り残される恐れもある。

ただ、即日配送を行うためには、倉庫内の効率化を進めるとともに、在庫の確保が必要となる。そのため、即日対応サービスは中小ECサイトが簡単にできることではない。

となれば、「逆張り」を考えるしかない。配送の時間はかかるが、「ここにしかない商品」だけを取り扱ったり、価格面でメリットがあるなど、独自性で勝負する必要があり、すでにその方向で展開している中小ECサイトも多いだろう。

ただ、独自路線を走っている中小ECサイトにとっても、こうした動きには注視しておく必要がある。大手のサービスレベルが高まれば、それに対抗できる独自性のレベルも高くする必要があるためだ。

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