アマゾンジャパンは11月4日、コーヒーやお酒など食品メーカーと共同開発したアマゾン限定商品の販売を開始した。従来、アマゾンでは家電やホビー商品などで限定商品を展開してきたが、食品にも範囲を広げた。今後、さまざまなジャンルにアマゾン限定商品の販売が広がっていく可能性もありそうだ。
11月4日に発売されたアマゾン限定商品は4商品。アマゾンユーザーの検索データなどを基にニーズを分析し、それに合った商品開発を行った。
日清シスコとは砂糖不使用のフルーツグラノーラを開発。ジェイウォーターとは卓上型でスペースを取らないウォーターサーバー、伊藤園とはカフェインをカットしたコーヒー、月桂冠とは京都の水と米を100%使用した純米酒を開発した。
アマゾンは2014年10月にナショナルクライアントを対象とした「専門ブランドストア」を始める(参照記事)など、メーカーとの連携を強化している。今後もアマゾンと共同でアマゾン独自商品を開発するメーカーは増えそうだ。
