楽天マート、自社配送モデルから宅配会社委託に変更し、全国展開に
新規顧客獲得難しく、自社配送の負担も大きかったことからモデル変更か
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楽天マートは10月28日、食品宅配サービス「楽天マート」の対象地域をこれまでの1都7県(東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県、群馬県、茨城県、栃木県、山梨県)から拡大し、全国展開を開始した。これに伴い、従来、商品の配送は自社のトラックで行うネットスーパーとして提供してきたが、日本郵便やヤマト運輸など宅配会社に委託する食品ECモデルに変更した。従来は配送エリアが限定されているため、広告などが展開しにくく、新規顧客の獲得に苦戦していた。また、徐々に配送エリアを広げていたが、負担が大きくなってきたことから、ビジネスモデルを変更することにしたようだ。
取扱商品は引き続き、青果、精肉、惣菜などの生鮮食品やたまご、パンなど日配品を中心に取り扱う。そのほか、日用品、グロッサリー、楽天市場で人気のグルメ商品など約1万4000点を取り扱う。
従来、注文当日に配送するネットスーパーモデルだったが、ビジネスモデルを変更したことで、最短翌日に商品を物流センターから出荷し配送するモデルに変更した。
配送料はエリアごとに異なる。東京23区や横浜市、川崎市などは648円(税込)で合計注文金額5000円以上で送料無料とする。このほか、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県は648円(税込)。それ以外の地域は1296円となっている。
楽天マート
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