オンワードのEC売上は約416億円で26%増、EC化率は23.9%に上昇【2021年2月期】
オンワード樫山の自社EC売上高は前期比35.4%増の264億6600万円、他社ECモールでの売上高は同4.7%減の18億9200万円
オンワードホールディングスの2021年2月期における連結EC売上高は、前期比26%増の415億8400万円だった。
連結売上高に占めるECの割合(EC化率)は23.9%で、同10.5ポイント増。オンワードメンバーズ会員は2021年2月末までに360万人へと拡大した。
オンワードグループはアパレルECサイト「ONWARD CROSSET(オンワードクローゼット)」のほか、食品の「オンワードマルシェ」などを展開している。
オンワード樫山の自社EC売上高は同35.4%増の264億6600万円、他社ECモールでの売上高は同4.7%減の18億9200万円。
国内EC対象事業会社を加えた自社EC売上高は、同31.1%増の357億2600万円、他社ECモールの売上高は同3.2%増の42億3800万円。連結合計は、内部取引相殺後の売上高となっている。
オンワードHD全体の連結売上高は、同.8%減の1743億2300万円。連結営業損失は212億3000万円(前期は営業損失30億6100万円)。直営オンラインストア「オンワード・クローゼット」をはじめとしたECの販路シフトは進んでいるものの、新型コロナウイルス感染症の影響によってリアル販路の売上減などが響いた。
2022年2月期は連結EC売上高500億円をめざす。
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