夢展望は5月20日、自社ECサイトを全面リニューアルした。2026年2月に公表したブランド戦略の見直しとコーポレートロゴ変更を、顧客との主要接点であるECサイトに本格実装する取り組みと位置付けている。

夢展望は今回のリニューアルについて、「若年層向けアパレルサイト」から、あらゆる女性の「理想の日常」をかなえる「ライフスタイル・プラットフォーム」への進化と説明。従来の価格訴求型レディースファッションECから一歩進み、年齢、体型、ライフステージ、気分、シーンに応じた多様な「かわいい」に対応するブランド体験の提供をめざす。
顧客ニーズの多様化が進むなかで、ECサイトを単なる商品検索・購入の場ではなく、「こうありたい」「こう見られたい」といった感情を起点にブランドや商品と出会える体験の場へ進化させる必要があると判断した。
今回のリニューアルでは、新たなコーポレートロゴとブランドコンセプトをサイト全体に反映。「一人ひとりの“私(ME)”を起点に選び、着替えられるブランド」という考え方を、視覚面と導線設計の両面で表現する。
これにより、ECサイト内の回遊性向上、顧客理解の促進、LTV(顧客生涯価値)の最大化をめざす。
リニューアル後の自社ECサイトでは、刷新したコーポレートロゴの世界観を基調にしながら、「Rose」「bohmal」「DearMyLove」「Diable Baiser」「Whip」など各ブランドの個性をより分かりやすく伝える構成に見直した。

ブランドごとの世界観を整理し、顧客が気分やシーンに応じて商品を選びやすい導線を設けることで、夢展望のブランドポートフォリオ全体を1つのECサイト上で体験できる設計にした。
5月20日以降は、リニューアル記念セール、新規会員向けポイント施策、期間限定価格商品の展開、ブランドイメージに連動したデジタルコンテンツ配布なども順次実施する予定。既存顧客との継続的な接点づくりに加え、新規顧客に新たなブランド体験に触れてもらう機会の創出を狙う。
夢展望は2022年3月、ECサイト基盤として「Shopify」を導入。スマートフォンで見やすいサイト設計や動画・GIFなどの表現強化による顧客利便性向上に加え、高負荷対応や外部システム連携による業務効率化も目的としていた。

