2024年夏休みの予算は? 7割が「物価高・円安は夏休みの予定に影響する」
インテージが実施した2024年の夏休み期間(7月13日~9月30日)における過ごし方の調査によると、予算総額の平均金額は5万8561円で前年比2.6%減、金額ベースで同1585円のマイナスとなった。
予算が減る理由は、「物価高・円安だから」が51.5%と最も多く、「給料が増えないから」が35.2%、「電気代・ガス代が上がるから」が33.1%で続いた。
一方、予算が増えると回答した理由は、「物価高・円安だから」が26.9%で最多。それに続くのが「外出や人に会う機会が増えるから」が26.1%、「旅行に行くから」が25.3%だった。
物価高や円安が夏休みの予定にどの程度影響するのかを聞いたところ、「かなり影響する」は22.6%、「やや影響する」が47.0%、「全く影響しない」は30.4%。
夏休みシーズンを過ごす予定(複数回答)については、「自宅で過ごす」が36.9%、「予定は決まっていない」が35.1%、「国内旅行(宿泊あり)」が19.1%、「ショッピングや食事など」が18.5%だった。このうち、「ショッピングや食事など」は前年比5.7ポイントの大幅な減少となった。
「海外旅行」の予算は平均44万3058円で、前年比13.8%減、金額ベースで7万829円減った。「国内旅行(宿泊あり)」の予算は10万2318円で、前年比2.0%増、金額ベースでは2036円の増加だった。
調査概要
- 調査地域:日本全国
- 対象者条件:15~79歳の男女
- 標本抽出方法:インテージ「マイティモニター」より抽出しアンケート配信
- 標本サイズ:n=5000※国勢調査に基づき性別・年代・地域を母集団構成に合わせて回収
- 調査実施時期: 2024年6月27日~7月1日
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