藤田遥 7:30

スクロール360は、食品EC物流に対応した冷凍冷蔵倉庫の拠点を関西エリア(大阪)に拡大した。

温度帯の変更、ギフト対応、BtoB対応なども実現

北海道の「石狩センター」、静岡県の「東海コールドセンター」、東京都の「東京コールドセンター」、千葉県の「千葉コールドセンター」に続き、大阪府大阪市に「大阪コールドセンター」を設置した。

スクロール360 物流倉庫 大阪コールドセンターの外観
新たに設置した「大阪コールドセンター」の外観

冷凍宅配弁当、レトルト食品、スイーツ、惣菜などさまざまな食品商材への対応が可能。また、温度帯による荷姿変更にも対応する。冷凍で保存している食品を解凍し、チルド品に変更しての配送も可能だ。

個人宅への配送(BtoC)以外にも、店舗への配送(BtoB)にも対応するという。月間9万件の出荷実績があり、大規模出荷へも対応するとしている。

冷凍冷蔵での保管、ピッキング、梱包、出荷といった基本的な工程だけでなく、ギフト対応、出荷期限管理、温度帯変更や個別対応なども実施する。主な特徴は次の通り。

  1. ギフト対応:アソート加工、ラッピング、熨斗がけ(名入れ)、メッセージカードに対応。オリジナル資材の提案も可能
  2. 波動対応:お中元・お歳暮、母の日・父の日、年末年始、バレンタインなど、季節要因による物流波動に対応
  3. 販促物同梱:特定商品へのチラシ同梱、購入回数に応じた同梱内容変更など、購入情報に応じた同梱物制御
  4. 流通加工:ラベル貼り、アセンブリ(組み立て)といった加工業務も可能
  5. 出荷期限管理:商品ごとに入庫日起点、賞味期限起点での出荷期限管理を行える
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