楽天のネットスーパー事業「楽天マート」、東京23区など配送エリアを拡大

「楽天マート」はこれまで、首都圏、関西圏の約1200万世帯を対象にサービスを展開。配送エリアの拡大により、従来比で1.3倍の約1550万世帯に広がる。

松原 沙甫[執筆]

1月7日 7:00

楽天グループで倉庫型ネットスーパー事業「楽天マート」を運営する楽天マートは1月6日から、「楽天マート」の配送エリアを順次拡大する。

東京23区をはじめとする首都圏エリアや大阪市など約350万世帯に配送エリアを順次拡大。「楽天マート」のサービス対象世帯数は、従来比で1.3倍の約1550万世帯に広がる。

配送拡大対象エリアは次の通り。

  • 東京都……23区、稲城市、府中市、国分寺市、国立市、三鷹市、小金井市、小平市、昭島市、清瀬市、西東京市、多摩市、町田市、東久留米市、東村山市、東大和市、日野市、八王子市、武蔵村山市、武蔵野市、立川市、調布市
  • 埼玉県……さいたま市、志木市、所沢市、上尾市、草加市、朝霞市、蓮田市、和光市、川口市、新座市
  • 千葉県……市川市、松戸市、千葉市、船橋市、柏市
  • 神奈川県……横浜市、川崎市、相模原市、藤沢市、鎌倉市
  • 大阪府……大阪市、東大阪市

新たな配送対象エリアに商品を出荷する拠点は、神奈川・横浜の港北、千葉・松戸、大阪・茨木にある既存の倉庫が継続して対応する。既存対象エリアでの知見を生かし、効率的な配送ルートを構築。新たな配送対象エリアも、最短で注文を受けた当日に商品を配達する。

「楽天マート」はこれまで、首都圏、関西圏の約1200万世帯を対象にサービスを展開。「楽天エコシステム(経済圏)」との連携を生かした幅広い品ぞろえ、最短当日配送に対応した利便性などがユーザーから支持されているという。

楽天グループは2024年8月、子会社でネットスーパー事業を運営していた楽天西友ネットスーパーの商号を「楽天マート株式会社」に変更、ネットスーパー事業の名称を2024年9月に「楽天マート」へ改称した。

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