高野 真維[執筆] 6/4 9:30

駄菓子「うまい棒」などを製造・販売するやおきんは、グローバルECプラットフォーム「Shopify」を導入し、自社ECサイト「楽駄屋」をリニューアルした。

旧来のシステムでは、スマホユーザーへの対応遅れ、アナログな景品交換による手間、煩雑な見積もり業務による大きな負担、旧システムの機能的制約と操作性――といった課題を抱えていた。この課題を解決するためにECシステムを刷新した。なお、「Shopify」導入支援は、EC支援のこれからがサポートした。

やおきんが実施した取り組み

UI・UXの改善

スマートフォンユーザーを含むすべての顧客が快適に利用できるよう、デザインと導線を最適化した。

会員プログラムとポイントシステムの刷新

顧客ロイヤルティ向上をめざし、より魅力的で使いやすい会員制度に刷新した。

見積機能の構築

従来は手作業だった見積もり作成業務をシステム化し、大幅な効率化を図った。

商品管理・運用効率を上げるための機能実装

「Shopify」の機能を活用し、バックエンド業務の負担を軽減する仕組みを構築した。

刷新後の「楽駄屋」のUI・UX。デザインと動線をブラッシュアップした
刷新後の「楽駄屋」のUI・UX。デザインと動線をブラッシュアップした

顧客満足度向上と業務効率の大幅改善を実現

「Shopify」の導入とさまざまな施策の結果、やおきんのEC事業は次の成果を得た。

  • スマホ対応による顧客満足度の向上:スマホ対応の強化や快適な購買体験の提供により、顧客からの評価が向上した。
  • 会員制度刷新によるロイヤルティ向上:新しい会員・ポイントプログラムにより、リピーター顧客の育成にもつながっているという。
  • 月間20時間以上の業務時間削減:見積もり作成の自動化や商品管理の効率化により、EC運用にかかる時間を大幅に削減した。
刷新後は会員登録のメリットが顧客に訴求しやすいLPとなっている
刷新後は会員登録のメリットが顧客に訴求しやすいLPとなっている
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