ジャパネット、2026年用おせちを過去最多72品目で販売。数量3年連続国内1位のおせちを強化+独自の配送体制も公開

ジャパネットたかたは8月5日、自社ECサイトで2026年の正月用おせちの販売を開始した。ジャパネットのおせちは、東京商工リサーチの調査で2023年から2025年まで3年連続で商品別販売数量・金額で国内1位を獲得している。
2026年は品数を過去最多の72品目に拡充。物価が高騰するなか、商品を絞り製造数の増加、製造スケジュールの早期確定などでコストを削減、消費者が購入しやすい価格を追求したという。
2026年お正月用おせちの特長
おせちの販売数量が増えている要因は、新規顧客の増加に加え、2025年おせちのリピート率が前期比29%増え、リピーターが増加しているからという。
2026年のおせちは、品数を過去最多の72品目(「和の重」37品、「洋の重」35品)に拡充。アワビ、エビ、数の子、ローストビーフ、スモークサーモンなどの食材を使用し、幅広い世代をターゲットにしている。
価格は税込2万9980円(11月25日までは値引き価格で同1万9980円)で、内容量は約4人前。

7000件を超える購入者アンケートを基に、食品の専属バイヤーが試食を繰り返し、2025年おせちのラインアップの約半数を改善・入れ替えたという。
これまで好評だったという料理は継続しつつ、2026年用は新たに「とらふぐ皮の七味柚子和え」「国産鰻(うなぎ)の肝生姜煮」「トリュフフロマージュ」などの高級料理も追加した。

「年越しそば」を同梱
これまでにおせちの同梱物として好評だった「年越しそば」を、2026年用おせちでも継続する。そばは4人前。風呂敷に包んで届けるため、家族への贈り物や進物としても利用しやすくしている。届け先の変更は12月12日まで受け付ける。年末年始をどこで過ごすか決まっていないユーザーでも早期購入しやすくしている。
このほか、おせちには祝箸(いわいばし)4膳も同梱する。

独自の配送体制で物流負荷を軽減
ジャパネットたかたは、年末の物流負担を軽減するため、おせちについて独自の直接配送体制を構築している。
全国各地におせち専用の冷凍倉庫を準備し、冷凍倉庫から配達営業所へ直接納品。中継センターを介さずに配達営業所へ直納することで、中継時の荷さばき作業や輸送トラックの台数を削減している。こうした体制の構築と計画的な出荷により、物流問題への影響にも配慮しているという。

商品詳細
- 商品名:特大和洋おせち2段重
- 販売価格:税込2万9980円(2025年11月25日までは同1万9980円)
- 同梱物:年越しそば(4人前)、お品書きリーフレット、祝箸4膳セット