自転車のあさひ、OMO強化でEC化率は18.7%(前年同期比2.1ポイント増)、EC売上高は83億円【2025年中間期】
2026年2月期のEC売上高は前期比11%増の141億円をめざす。EC化率は同0.9ポイント増の16.9%を目標とした。利便性の高いWEBサイト構築や店舗・物流網を活用したOMO戦略をさらに推進し成長につなげる。
「サイクルベースあさひ」を運営するあさひの2025年3-8月期(中間期)におけるEC売上高は、前年同期比11.7%増の83億7800万だった。EC化率は同2.1ポイント増の18.7%で、OMO強化によりEC化率が拡大した。

全社売上高は459億円で同1.1%減。営業利益は同21.1%減の37億5600万円、純利益は19.4%減の26億3000万円。
新車販売が低調ななかOMOの強化でEC売上高が増加、EC化率は目標値16.9%を上回る水準を達成した。OMO戦略としてEC商品の受け取り拠点にもなる実店舗の拡大などを推進。CRM戦略として「サイクルベースあさひ公式アプリ」を通じたコミュニケーションなどの強化を進めている。直近3年間の中間期のアプリ会員数の年平均成長率は33%。
2026年2月期のEC売上高は前期比11%増の141億円を計画。EC化率は同0.9ポイント増の16.9%を目標とした。利便性の高いWEBサイト構築や店舗・物流網を活用したOMO戦略をさらに推進し成長につなげる。全体としてもOMOとCRMの連携を強化し、リユース、パーツ、修理・メンテナンスの販売増加をめざす。
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