「商品購入の決め手」はメールが1位、20代以下ではLINEとTwitterの影響度も大きい
「30~40代」「50代以上」の50%以上が、メールが商品購入の決め手、購入検討のきっかけになったとエクスペリアンジャパン調査に回答
「商品購入を検討するきっかけ」「商品購入の決め手」になったメディアは、やっぱりメールだった――エクスペリアンジャパンが2月16日に発表した「メール&クロスチャネルユーザー動向調査2016」から、こんな消費者行動が明らかになった。
「企業からの情報収集・検討・購入のきっかけとなるメディア」を聞いたところ、「20代以下」「30~40代」「50代以上」の年代でメールが1位。「30~40代」「50代以上」では50%以上では、メールが商品購入の決め手、購入検討のきっかけになったと回答している。
20代以下でも商品購入の決め手、購入検討のきっかけになったのはメールがトップ。この年代では、購入のきっかけ、決め手ともにLINE、Twitterの寄与度も大きいのが特徴。LINEが決め手になったユーザーは19.8%、Twitterは32.8%となっている。
「30~40代」「50代以上」の10%以上は、LINEからの情報収集が商品購入の決め手になったと回答している。
エクスペリアンジャパンは、こうした傾向を踏まえて次のように指摘した。
20代以下のユーザー層に対しては、LINE、Twitterでのアプローチも効果が期待できる。
「企業からの情報取得・閲覧に利用するメディアの割合」のトップはメールで95.4%。2014年調査よりも6.5ポイント増えた。
注目したいのがLINEの上昇。2015年調査では68.0%で、2014年と比べると31.0ポイント増となっている。
エクスペリアンジャパンは次のようにコメント。
LINEの伸びは顕著。自社のユーザーの年代によってはメールに加えてLINE対策も視野に入れるべきだろう。
調査概要
- 調査主体:エクスペリアンジャパン(マクロミルモニタを利用)
- 調査対象者:全国、10~60代の男女、スマートフォンを保有して1年以上経過している人
- 調査手法:インターネットによるアンケート調査
- 調査実施期間:2016年1月14日~17日
- サンプル数:416サンプル(15~19歳、20~29歳、30~39歳、40~49歳、50~59歳、60~69歳×男女にて均等割付)
- 設問数:30問
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