瀧川 正実 2014/8/19 16:59

ネット行動分析サービスを提供する株式会社ヴァリューズは8月、2014年上半期のサイト集客ランキングレポートを公表、健康食品の通販・ECサイトや食材宅配サイトの集客が伸びている傾向がわかった。一方で、アマゾンや楽天市場といったショッピングサイトの集客が前年同期よりも減少している。

調査によると、2014年上半期(1月~6月)の訪問者数はアマゾンが前年同期比5.3%減、楽天市場は5.4%減。Yahoo! ショッピングは8.4%も減少している。減少理由としヴァリューズはスマートフォンの台頭で、サイトへのアクセスがパソコンからスマートフォンへシフトしていることを挙げた。

ヴァリューズの2014年上半期のサイト集客ランキングレポート

大手サイトへのアクセスが減少しているなか、訪問者数を伸ばしているのが「食品・飲食」業界。前年同期比30.7%増という高い伸び率を示しているという。

「西友ネットスーパー」が同約3.6倍に増加したほか、美容・健康サプリを販売する「フジッコ通信販売」や「美容通販 R&Y」などのサイトが急伸している。

ヴァリューズは、消費者の美容・健康に対する関心の高まりや宅配サービスの拡充が、サイト訪問者数増加に貢献していると考えられるとしている。

ヴァリューズの2014年上半期のサイト集客ランキングレポート

今回の調査はネット行動ログとユーザー属性情報を用いたマーケティング分析サービス「VALUES eMark+」を使用し、2014年上半期(1月~6月)における流入上位サイト(500サイト)について、サイト訪問者数を調査。昨年上半期における訪問者数と比較し、その伸び率を算出した。サイト訪問者数はパソコンからのアクセスを集計した。

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