オンワードがデジタル戦略子会社設立、社長に元ベイクルーズEC統括・村田昭彦氏
オンワードグループのデジタルトランスフォーメーション実現に向けて体制を強化する
オンワードホールディングスは3月1日、グループのEC事業やデジタルマーケティング事業を担う完全子会社「オンワードデジタルラボ」を設立する。1月11日に発表した。
オンワードグループのデジタルトランスフォーメーション実現に向け、体制を強化して事業戦略を加速させる。
代表取締役社長には、オンワードホールディングスの村田昭彦常務が就任する(現職と兼任)。村田氏は2018年1月まで、アパレル企業のベイクルーズでEC統括を務めていた。
2018年9月1日付でオンワードホールディングス常務執行役員・デジタルトランスフォーメーション担当に就任した。
オンワードデジタルラボの資本金は1億円。従業員数は50人を予定している。本社は東京・港区。
オンワードHDはEC売上高275億円を計画
オンワードホールディングスの2018年2月期における国内EC売上高は、前期比37.9%増の189億3700万円だった。海外事業は同22.7%増の13億3200万円。
オンワードメンバーズ会員は期末時点で204万人(同28%増)。直営ECサイトの比率はグループ全体の約75%。
2019年2月期のEC事業の売上高計画は、前期比35.7%増の275億円。国内約258億円、海外約16億円という内訳。
2018年3~8月期(中間期)のEC売上高は113億7700万円で、前年同期比31.4%増だった。
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