乱立する「○○Pay」。2019年1月時点の“キング オブ Pay”はこれだ!【ネッ担まとめ】
続々登場する「なんとかPay」。お店のレジにも決済手段のロゴがありすぎて、逆にどれが使えるのかわからないほど。その中で使われるのは、ポイントが貯まるものでした。
「○○Pay」を使う理由はポイント獲得
QRコード決済で最も使われているのは「楽天ペイ」、次いで「PayPay」。認知度トップは「LINE Pay」 | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/6200
ファミリーマート/自社スマホ決済「ファミペイ」7月開始、1000万DL目標 | 流通ニュース
https://www.ryutsuu.biz/it/l020152.html
「ゆうちょPay」提供は5月から ゆうちょ口座の利用者向けに | ITmedia NEWS
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1902/04/news087.html
コミュニティは育てるもの
無印、楽天、@cosmeのマーケティング戦略から学ぶ!ファンや共感を生みだす「コミュニティ」の作り方 | GLOBIS 知見録
https://globis.jp/article/6846
対アマゾン時代の小売業のあり方とは?~無印・楽天・@cosmeの「リアル店舗」「EC」での愛され続けるコミュニティ作り | GLOBIS 知見録
https://globis.jp/article/6847
まとめると、
- アットコスメにおけるコミュニティの特徴は「熱狂しないこと」。熱は低い方がコミュニティが長続きする
- ぎゅっと集まって熱量が高まる場をつくり、それが解散したらまた別のメンバーで集合・解散を繰り返すと、いつの間にか信頼関係で結ばれたネットワークができていく
- 拡大戦略をとると中身が伴わず、コアな人から離れていってしまう
僕自身は今までのことを振り返って「ああ、俺、秀逸だったなぁ」と思うポイントがいくつかあるんですけれども(笑)、その1つに、事業計画はすべて(売上等の)数字でなくユーザーの伸びで書いていたというのがあります。「ユーザーが何人になったらこういうアクションを取る。それまでは1年でも2年でも待つ」と、明確に書いていました。結局、そこの時間を待てるかどうかが肝なのかなと、僕は思います。
─アイスタイル 代表取締役社長 兼 CEO 吉松徹郎氏
前編からの引用ですが前編だけでも役立つ話が満載です。コミュニティは無理に作ろうとすると絶対に上手くいかないので、じわじわと育てていくしかありません。育ってからも急成長させようとするとこれまた失敗します。ずっと支えてくれるファンの人たちの集まりがコミュニティ。変にコントロールしないことが重要です。
Amazonによる書店革命
アマゾンの『買い切り方式』は『再販制度』廃止への礎となるのか?いやむしろ新たなビジネスモデルを! | Yahoo!ニュース 個人(神田敏晶)
https://news.yahoo.co.jp/byline/kandatoshiaki/20190204-00113234/
まとめると、
- アマゾンジャパンは出版社から書籍を直接購入して販売する「買い切り」方式を年内にも試験的に始めると発表した
- 書店が減っても新刊本が増えているのは「取次」からの「前金制度」があったため
- Amazonの最大の強みは、売れない本を流通する必要がないこと
『電子書籍』の登場により、誰もが書籍を販売できるという出版社となった。従来の印税10%から、Kindleの印税は70%という破格の印税の出版社の登場だ。Amazonは、『出版社』、『流通』、『書店』の機能をマルチで掛け持ちするような複合的な事業へと育った。
印税が10%→70%とというだけで、売れる本がどこから出てくるかというのが想像できます。「でも、電子書籍だけでしょ?」と思っていると、店頭のサンプルを読んだらそのままKindleで買えたり、ちょっと高めの紙の本で買えるようになる……なんてビジネスモデルも考えられますよね。本が売れないのはAmazonに代表されるネット書店のせいだけではなく、旧来からの仕組みのせいということなんでしょう。
EC全般
アマゾンの処分取消訴訟 司法関係者も当惑、度重なる「閲覧制限」申請 | 通販新聞社
https://www.tsuhanshimbun.com/products/article_detail.php?product_id=4510
これは本当におかしい。何がしたいんでしょうか? こういうことがあるから不信感が芽生えてしまうわけで……。
置き配バッグで不在時の6割が受取、配送員の96%が利用を希望【1000世帯でOKIPPAと日本郵便が実証実験】 | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/6205
ドローンを使った定期配送サービスを始める楽天の挑戦 | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/6206
あなたの通販・EC業務は「改元」に対応しましたか? 【対応例&チェックリストあり】 | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/6188
EC業務だけに限らない改元問題。早めに対応しましょう。
ライトオンがゾゾ撤退へ EC事業の大半を占めるもZOZOARIGATOに反発 | WWD JAPAN
https://www.wwdjapan.com/788339
ZOZO比率が高いところも撤退。自社サイトで売れるようになるのはなかなか大変ですが、どうなるでしょうか?
日本のeBay社員第一号に聞く!越境EC売れ筋商品と独自サイトの失敗しない作りかた | ECzine
https://eczine.jp/article/detail/6365
食べ物は難しいけど生ものではない「お菓子・スナック系」は非常によく売れるというのは面白い。
メルカリ、上期は44億円の最終赤字 「黒字化急がず、流通額増やす」 | ITmedia
http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1902/07/news121.html
国内は黒字なので……ということなのでしょうか。上記のeBayの記事と関連して読んでみてください。
今週の名言
人気のあるうちに実力をつけてねって。人気は続かないから。
演劇青年から声優界のレジェンドへ 神谷明が語る「アニメブーム」と後輩たちへのエール | Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/feature/1219
神谷明さんと言えばアラフォー世代の男性は毎日声を聞いていたようなイメージがありますよね。その神谷さんの言葉が身に沁みます。一瞬の人気で勘違いしないで、地道な努力を続けられる人が生き残ります。
筆者出版情報
「未経験・低予算・独学」でホームページリニューアルから始める
小さい会社のウェブマーケティング必勝法
森野誠之 著
翔泳社 刊
発売日 2021年10月15日
価格 2,200円+税
この連載の筆者 森野誠之氏の著書が翔泳社から発売されました。小さな会社の“ひとり担当者”が、未経験、低予算、独学でホームページのリニューアルからウェブマーケティングまでを成功させるための指南書です。電子版、オンデマンド印刷版ともにAmazonで発売中です!
まとめると、
出典:MMD研究所
引用文はピックアップした記事からではないですが、今後はさらに「○○Pay」が増えて、カオスな状況になりそうです。ショップ側は導入の手間と手数料に悩み、ユーザーはどれがお得なのかわからず、提供側は普及させるのが大変……と、誰もが困るこの状況。いつまで続くのでしょうか。
関連記事
http://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/1902/04/news126.html