ECサイトが利用する広告媒体は2年連続で「Googleショッピング広告」がトップ
フィードフォースが発表した「データフィード利用状況調査2020」によると、各企業の管理フィード数は平均4.7フィードで、2019年の調査結果から0.6ポイント増加した。ECサイトの6割以上が「Googleショッピング広告」を利用している。
ECサイトの6割以上が「Googleショッピング広告」を利用
Webサイトのサービス内容別に利用媒体を集計した結果、ECサイトでは「Googleショッピング広告」(67.0%)が最多。「Facebookカタログ」(50.0%)、「Criteo」(34.5%)が続き、上位3媒体は4位以下に大きく差をつけていた。
「Googleショッピング広告」の人気が上昇
フィード管理ツール「dfplus.io」で管理されているデータフィード数を媒体ごとに集計した結果、「Criteo」「Googleショッピング広告」「Facebookカタログ」が多く利用されている。
前回調査(2019年7月)時点では「Facebookカタログ」フィード数の方が多かったが、2020年にかけて「Googleショッピング広告」に配信するユーザーが増加、「Criteo」に次いで2位となった。
「Googleショッピング広告」はECの新規顧客獲得施策として人気が高い。企業のEC注力の傾向が高まっている中、新型コロナウイルスの影響とオンラインショッピング需要の高まりにより、さらに後押しされたことが利用増加の要因として考えられるという。
「Googleショッピング」タブの無料リスティングが日本国内でローンチされたこともあり、利用者はさらに増加する見込みだ。
1企業が管理している平均フィード数は4.7フィードだった。2019年8月に行った調査結果の4.1フィードから0.6ポイント増加、データフィードを複数の媒体や施策に利用する傾向が高まっているという。
フィード管理ツール「dfplus.io」とは
「dfplus.io」は、「Googleショッピング広告」「Criteo」に代表されるダイナミック広告やInstagramショッピングなど、商品データを活用したマーケティング施策で必要となるデータフィードを簡単に作成・運用できるツール。
利用企業は広告用フィードのチューニングを管理画面から行うことが可能。連携先ごとに商品データを最適化するなど、さまざまな施策を実施できる。