藤田遥 2021/10/26 9:00

アプリプラットフォーム「Yappli(ヤプリ)」を提供するヤプリは、顧客管理、ポイント・電子マネーの発行、アプリマーケティング施策をワンストップで実現する「Yappli CRM(ヤプリ シーアールエム)」の提供を10月11日から開始した。

「Yappli CRM」の特徴

「Yappli CRM」はノーコードでCRMをスタートできるアプリサービスで、次のような特徴がある。

ノーコードの顧客管理システム

CRMに必要な顧客の会員登録、認証、情報管理などをすべて「Yappli CRM」1つで行える。アプリを軸に顧客管理システムを始めることが可能。ノーコードで誰でも簡単に使える管理画面で、さまざまな施策を素早く実行、分析できる。

ヤプリ Yappli CRM 1to1の顧客体験を実現
直感的に試作設計ができる管理画面(画像は「Yappli CRM」サイトからキャプチャ)

ポイント・電子マネーの発行

外部サービスと連携せずにポイントカードと電子マネーを発行・管理できる。会員ランク別ポイント発行にも対応し、来店頻度や購買単価の向上につなげられる。

1to1の顧客体験を実現

多彩なシナリオ設計による顧客のタイミングに合わせたプッシュ通知やクーポン、ポイント付与などの機能を提供し、1to1の顧客体験を実現する。

シームレスなサービス連携

アプリでは購入データだけでなく、購買後の行動データも多く取得できる。取得したデータは外部メールサービス、MA、CDPなどと連携可能。

ヤプリ Yaplli CRM 外部メールサービスなどとシームレスな連携が可能
ID1つで外部のメールサービスなどと連携させ、データドリブンなマーケティングが可能に

アプリだけで本格的なCRM開始できるニーズが増加

アプリの利用が一般的になり、デジタルにおける顧客接点の始まりがアプリであるケースが増えてきた。それに伴い、アプリのダウンロードだけで本格的な顧客管理システム(CRM)を開始できるニーズが増加したという。

従来、CRMは導入企業側で準備していたが、「Yappli」導入が広がるなか、CRMを保有していないケースや過去の技術や仕組みで構築したシステムを使用している場合があり、拡張性や保守性に課題を感じているケースも増えていた。

こうした課題を解決するため、「Yappli CRM」開発に至った。顧客との強力な接点であるアプリとスムーズに連携し、シンプルで使いやすいCRMをめざした。また、大規模開発が不要になることで導入費用を抑え、マーケティング担当者が施策実行に集中できるスピード感にもこだわったという。

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