米シューズブランドのAllbirds(オールバーズ)は、アクセサリーのデザイン、ライセンス、製造などを手がけるAmerican Exchange Group(AEG)に事業を売却する。
AEGはAllbirdsの知的財産と一部の資産・負債を、推定3900万ドルで取得する予定。取引は株主承認などを条件に2026年6月末までの完了を見込んでおり、その後、Allbirdsは会社の解散・清算手続きに進む計画としている。
Allbirdsは、メリノウールやユーカリ由来繊維、サトウキビ由来素材などを活用したサステナブルなシューズブランドとして知られ、D2Cブランドの成功事例として注目を集めてきた。近年は事業モデルの再構築を進めており、D2Cから卸売・パートナー販売へ転換していた。
日本では2024年6月から、ゴールドウインと国内独占販売契約を締結。ゴールドウインが直営店とオンラインストアにおけるAllbirds製品の流通とブランディングを継承した。Allbirdsは当時、このD2Cモデルからの移行を戦略上の重要項目の1つと位置付けており、日本に加え、カナダや韓国でも新たなパートナーシップを進めていた。
今回の売却先であるAEGは、アクセサリーやファッション関連商品の企画、製造、ライセンス事業などを手がける企業。Allbirdsブランドは今後、D2C専業企業としてではなく、卸やライセンス、流通に強みを持つ企業のもとで再成長をめざすことになる。
Allbirdsの製品エンジンを強化し、認知度を高め、魅力的な顧客体験を提供するために尽力してくれたチームに深く感謝している。過去10年にわたり、Allbirdsはモダンなデザイン、革新的な素材、比類のない快適さで知られるライフスタイルフットウェアブランドへと進化した。AEGと迎える次の章は、築き上げた基盤の上に成り立つものであり、ブランドが今後何年にもわたって繁栄していくための準備を整えるものだ。(AllbirdsのJoe Vernachio CEO)
