アクセサリーのショッピングモール型ECサイト「ENDLESS MODE」を運営するエンドレスが、ECサイトの表示スピードの改善に成功した。
エンドレスは、ブランドごとにECサイトを運営していたが、インターファクトリーのクラウド型ECプラットフォーム「EBISUMART」を導入しショッピングモール型の「ENDLESS MODE」を構築、各ECサイトを統合した。月間100万人以上が訪問する規模に成長している(2026年4月現在)。一方、約5万点のカテゴリ構造や蓄積されたコンテンツによりデータ量が増大し、ページ表示に7〜8秒を要するなど、ユーザー体験への影響が課題にあがっていた。
そこで、課題の解決に向けてReproが提供するサイトスピード改善ツール「Repro Booster」を導入した。「Booster」は、タグを設置するだけでWebサイト全体の表示速度を高速化するサイトスピード改善ツールで、導入・運用の工数はほとんどかからない。「EBISUMART」との親和性の高さも採用の決め手となった。
「Repro Booster」の導入後、Webサイトの表示速度に関する指標であるWebページで最初のコンテンツが表示されるまでの時間を示すパフォーマンス指標「FCP(First Contentful Paint)」と、Webページで最も大きなコンテンツ要素が表示されるまでの時間を示すパフォーマンス指標「LCP(Largest Contentful Paint)」が大幅に改善した。
FCPは75.7%改善(「Repro Booster」適用前2.028秒→適用後0.492秒)、LCPは76.4%改善(同2.336秒→適用後0.552秒)した。セッションコンバージョン率(Session CVR)は16.8%向上(同1.13%→適用後1.32%)、PVは7.7%向上(同6.62→適用後7.13)した。


これらは、2025年10月1日から2026年1月15日におけるモバイルユーザーの「Repro Booster」適用有無のA/Bテストの結果。比較対象はFCP、LCPの中央値、初回セッションにおけるCVRおよび1セッションあたりの平均PV数としている。
これらに加えて、表示遅延に関する顧客・社内からの指摘解消、離脱率の低減、ページ回遊数の増加、購入点数と客単価の向上――が「Repro Booster」の導入成果として得られたという。

導入後は、社内からも顧客からも「表示が遅い」という声が一切なくなった。タグを設置するだけで導入でき、スムーズに改善を進めることができた。EC基盤の統合と、蓄積された膨大なコンテンツの価値を最大限に引き出すための表示高速化に取り組んだことで、顧客体験の向上に加え、売上機会の最大化にも寄与した。(エンドレス セールス グループ デジタルコマースチーム マネージャー小池雄一氏)
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