ファンケルも再配達削減に向け独自配送サービス「置き場所指定お届け」を強化
ファンケルは5月から、「玄関前」や「自転車のカゴ」など顧客が指定した場所に商品を届ける「置き場所指定お届け」の利用促進に向けた取り組みを強化する。
ECサイトにサービスの案内ページを掲載するほか、電話で注文を受けた際にオペレーターが顧客に告知。利用者を増やすことで再配達削減や配送効率の向上を図る。
将来的には「置き場所指定お届け」を使った配送を全体の50%まで高めることをめざす。
「置き場所指定お届け」は1997年から実施している独自の配送サービス。「玄関前」「自転車のカゴ」「ガスメーターボックス」など9種類の中から、商品を受け取る場所を顧客が指定する。場所を一度登録すると、次回の注文以降は同じ場所に商品が届く。
商品の配送が完了すると、配達員が完了通知書を顧客の自宅ポストに投函する仕組み。受領印は不要。万一、商品が紛失した場合は改めて商品を送付する。
2015年4月〜2016年3月における「置き場所指定お届け」を利用した配送は全体の30%だった。
サービスの認知度を上げるため、5月1日にサービスの案内ページを「ファンケルオンライン」上に開設。電話やネットでの受注時に「置き場所指定お届け」を告知するほか、SNSも活用して認知向上を図る。
「置き場所指定お届け」の利用者の声
「いつも置き場所登録を玄関前で利用しています。留守でも簡単に受け取れてとてもいいシステムだと思っているので、ぜひこれからもなくさないで続けてください」
「呼鈴が鳴るとドキドキ、バタバタしてしまうので、ドアの前に置いておいてくれる置き場所のサービスが、とてもありがたいです。便利なので、このサービスはこのまま続けてください」
「他社で注文した際、留守だったら不在票が入ったり、連絡したりと面倒。ファンケルさんで頼んだら指定の場所に届けてくれるので、気がとても楽。助かっています」
「置き場所指定お届けはね、本当におたくのホームランだと思いますよ。留守の時で玄関前 にちゃんと置いていってくれるから本当に助かっています」