【EC決済利用調査】普段使う支払手段がない場合は62.5%が「他のサイトで購入する」
ユーザーが最も利用する決済手段に対応していないECサイトでは、物販サイトで62.5%のユーザーが購入せず、「他のサイトで探して購入する」と回答
ソフトバンクの子会社であるSBペイメントサービスは8月21日、ECサイト(物販、デジタルコンテンツ)における決済手段の利用実態に関するアンケート調査の結果を発表した。
それによると、ユーザーが最も利用する決済手段に対応していないECサイトでは、物販サイトで62.5%のユーザーが購入せず、「他のサイトで探して購入する」と回答。デジタルコンテンツサイトでも51.5%が「他のサイトで購入する」と答えた。
ユーザーがECサイトで最も利用する決済手段は、物販サイトとデジタルコンテンツサイトのいずれにおいても「クレジットカード決済」が約80%と圧倒的に高い。物販サイトでは79.1%、デジタルコンテンツサイトでは76.2%が「クレジットカート決済」。
次に「コンビニ決済」となっているが、その利用率は物販サイトで6.6%、デジタルコンテンツサイトで8.0%。
物販サイトにおいて最も利用する決済方法を年齢別に聞いたところ、10~20代のクレジットカード決済の利用率は低く、10代の男性では52.4%がクレジットカード決済以外を利用している。
物販サイトにおける10代男性の決済手段は、「クレジットカード決済」が47.6%で最も高い。以下「コンビニ決済」21.4%、「キャリア決済」9.5%、「代金引換」7.1%。物販サイトにおける10代女性も「クレジットカード決済」は56.7%だった。
「コンビニ決済」を利用するユーザーのコメントによると、「そもそもクレジットカード」を持っていないとの回答があった。若年層のユーザーをターゲットとするECサイトの場合、クレジットカード決済以外の決済手段を用意する必要がありそうだ。
調査概要
- 物販サイト:洋服、靴などの身に付けるアクセサリー、化粧品、本、食料品、医薬品などを販売するECサイト
- デジタルコンテンツサイト:電子書籍、動画視聴サービス、オンラインゲーム利用料、イベント参加費、会員費などを販売するECサイト
- 調査方法:「Fastask」を用いたインターネット調査
- 調査地域:全国
- 調査期間:2018年12月1~10日
- 調査対象:1年以内に物販サイトで何らかの商品を購入した10~80代の男女1986人。1年以内にデジタルコンテンツを購入した10~80代の男女1173人
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