楽天の「送料込みライン」は全店舗から一部店舗でスタートへ、導入は期限を設けず任意で設定可能に
「送料込みライン」を導入した出店者には一定期間、支援金を提供する「安心サポートプログラム」を展開する
「楽天市場」での買い物時にユーザーが3980円(税込)以上購入した場合の送料に関し購入者負担を0円として事業者が送料全額を負担する「共通の送料込みライン」統一施策について楽天は、出店者の任意で「送料込みライン」を導入する形式で3月18日からスタートすると発表した。
全店舗導入から任意での導入に変更したのは、新型コロナウイルス感染が拡大していることへの対応措置。
ある出店者からは、新型コロナウイルス感染対策のため物流スタッフが通勤できない状況が発生し、「送料込みライン」導入によって起こり得る配送個数の増加といった事象へ対応できないなどの声があがっていた。
3月18日以降、「送料込みライン」の導入を任意で設定できるようにする。期限は設けないという。
新型コロナウイルス感染拡大に伴う影響や状況の変化を踏まえ、2020年5月頃をメドに改めて「共通の送料込みライン」の方針を説明するとしている。
「送料込みライン」を導入した出店者には一定期間、支援金を提供する「安心サポートプログラム」を展開する。導入した全店舗が対象で、期間は数か月程度。条件を設ける予定で、詳細は今後発表する。
また、導入店舗への措置として、「導入した店舗がやってきたことを何らかの形でお知らせすることを考えている」(楽天)。
(出店者には)『送料込みライン』の導入によって売り上げ、利益に影響が出るといった心配がある。利益などにマイナスが出た場合、支援金を出すプログラムで、出店者には安心して『送料込みライン』を導入できるようにしたい。(楽天)
※順次、更新していきます。
これは広告です