ファッションECサイト「SHOPLIST」が郵便局での商品受取でポイント還元、日本郵便とタッグで再配達削減
ファッションECサイト「SHOPLIST.com by CROOZ」(SHOPLIST)で購入した商品を最寄りの郵便局で受け取ると、「SHOPLIST」内で利用できるポイントを還元するサービスを開始した
クルーズは3月19日、CROOZ SHOPLISTが運営するファッションECサイト「SHOPLIST.com by CROOZ」(SHOPLIST)で購入した商品を最寄りの郵便局で受け取ると、「SHOPLIST」内で利用できるポイントを還元するサービスを開始したと発表した。
日本郵便と連携して3月1日から実施している。物流業界における人手不足の課題に対し、再配達の課題に着目して実施することにした。
「SHOPLIST」での購入時に「郵便局で受け取る」を指定し、商品を郵便局で受け取ったユーザーへ、1回の配送利用ごとに50ポイントを還元する。ポイントは商品を出荷した翌月末ごろに還元。商品の出荷日はメールで連絡する。
対象期間は2020年3月1日~2021年2月28日の注文分で、2020年3月1日以降に郵便局で商品を受け取るユーザー。
次の場合はポイント付与対象外とする。
- 不在再配達での郵便局受け取り
- 「ゆうパック」以外の配送サービスでの配達
- 注文時に配送方法を郵便局受け取りに指定したが、当初指定した郵便局以外の場所での受け取り
- 注文確定後に配送方法を郵便局受け取りに変更
- 購入をキャンセル
EC市場の拡大などによる宅配数の増加に伴い、ドライバー不足が物流業界の大きな課題となっている。課題解決につなげるべく、再配達の課題に着目し、今回のリリースに至った。クルーズグループは今後もパートナー企業と連携を強め、物流業界が抱える課題解決に積極的に取り組んでいく。
再配達率について国土交通省は2019年12月、2019年10月における宅配便の再配達率が15.2%だったと発表。都市部、都市近郊部、地方とも2018年12月に比べて再配達率は下回っており、再配達した個数は同1069個の減少だった。
2018年1月に国土交通省の総合物流施策推進会議がまとめた「総合物流施策推進プログラム」では、宅配便の再配達率を2020年度に13%程度まで削減する目標を設定している。
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