良品計画がECサイトの配送便区分を13種類から9種類に変更、送料も値上げへ
4月15日からオンラインショップの配送区分を9種類に変更。家具や家電、布団、椅子などを中心に配送料は総じて値上げとなる。
「無印良品」を展開する良品計画は、公式ECサイトの配送便区分と配送料を4月15日に変更すると発表した。配送料区分を13種類から9種類に変える。配送料は総じて値上げとなる。配送料の上限はこれまで設定されていなかったが、15日以降は1万円を上限にする。
新たな配送区分は「宅配品」「小型配送品」「中型配送品」「大型配送品」「冷凍食品」「収納ケース」「産地直送品(諸国良品)」「産地直送品(花)」「オーダー品」の9種類。
「小型配送品」に該当する軽家具や小型家電は、これまで商品点数がいくつでも送料490円だったが、新たな料金体系では1点につき500円。また、「中型配送品」の椅子や布団は、これまでいくつでも490円だったが、15日以降は1点につき1500円になる。
衣服雑貨やカバー類、食品、文具、化粧品、キッチン小物などの「宅配品」、大型家具や大型家電などの「大型配送品」、「冷凍食品」などはそれぞれ10円の値上げ。
良品計画が4月10日に発表した2020年2月期決算資料によると、物流費(国内)は前期比26%増で、売上対比は同0.6ポイント増の4.0%。物流費を減らすため、4月から配送料を値上げするほか、EC物流の委託先を変更することで配送費の削減に取り組むとしている。
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