松山英樹選手のマスターズ優勝でネット通販にも波及効果、ゴルフ用品の購買が伸びる
松山選手がマスターズで使用したいくつかのゴルフ用品を、ゴルフダイジェスト・オンラインの「GDOゴルフショップ」内の購買データで調査した
ゴルフのメジャー大会「マスターズ」で松山英樹選手が日本人選手として初めて優勝したことにより、ゴルフダイジェスト・オンライン(GDO)のECサイト「GDOゴルフショップ」では、各アイテムのPV(ページビュー)、実売数が、マスターズの前週を大幅に上回ったという。
松山選手がマスターズで使用したいくつかのゴルフ用品を、「GDOゴルフショップ」内の購買データで調査した。
- クラブ:ZX5ドライバー
- ボール:Z-STAR
- ウェア:スリクソンゴルフ全般
- 対象期間:4月5日~11日、4月12日~18日 ※月曜日~日曜日で比較
PV数ではドライバー(651%)、ボール(329%)、ポロシャツ(304%)の順でマスターズの前週を大幅に上回った。実売数はドライバー(414%)、パンツ(406%)、ボール(366%)。
松山選手が初日から好スコアで優勝争いを繰り広げたこともあり、優勝前からドライバーの人気スペックが市中でも品薄状態に、欠品も目立ち始めたという。結果として、早い者勝ちで完売となった用品もあり、実売数では在庫数の多いボールやウェアの購買が目立ったとしている。
GDOの2020年12月期連結業績は、売上高が前期比1.7%減の336億9000万円。コア事業のゴルフ用品販売は同3%増。2020年3月中旬以降、新型コロナウイルス感染症拡大により政府や地方自治体の要請による外出自粛などで、ゴルフプレーの減少や実店舗の休業で一時的に業績は苦戦。しかし、ゴルフは「3密」を避けやすい屋外スポーツであることが認知されたこと、天候に恵まれたことなどから順調に需要が回復した。
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