7割以上の消費者が楽天・アマゾンで買い物をする、その次に多いのが約2割でヤフー
コンサルティングサービスなどのスカイライトコンサルティングと子会社のシンクエージェントが共同実施した「買物におけるスマホ利用実態調査_詳細レポート」によると、最も利用するECサイトは「楽天市場」と「アマゾン」でそれぞれ7割を超えていることがわかった。3番目に多いのはヤフーショッピングだった。
「あなたがネットショッピング時によく使うサイトは次のうちどれですか」と、あらかじめ用意した複数の項目に消費者が回答。「楽天市場」は75.3%、「アマゾン」は72.1%で、「ヤフーショッピング」が23.6%で続いた。
その次に多かったのは「ヤフオク!で14.6%」。「リアルでよく買う店のECサイト」は5.6%だった。
目立った傾向としては、未婚男性の8割以上が「アマゾン」を、子供を持つ女性の8割以上が「楽天市場」を利用している。
ECで利用する端末を聞いたところ、全体ではパソコンが78.2%、スマートフォンは19.0%だった。スマホでECを利用するのは女性の比率が高く、男性の12.9%に対し、約2倍となる24.7%だった。特に未婚女性や小さい子供を持つ既婚女性のスマホショッピング率が高い。
パソコンの利用率は年齢が増えるごとに上昇する一方、年齢が若いほどスマホによるネットショッピング利用率が高く、10~20歳代は32.9%にのぼった。
ここ1~2年間での買い物の仕方の変化も質問。「ネットで調べてから買うようになった」が最も多く39.3%が回答した。「お店で買うのと同じ感覚でスマートフォンやパソコンでも買うようになった」と回答した人は2割。
ネットショッピングの利用頻度は、月1回以上の利用が全体の68.8%。子供を持つ既婚女性の利用頻度が高く、78.2%が月1回以上利用すると回答した。
調査概要は以下の通り。
- 調査時期:2014年8月26日(火)~2014年8月27日(水)
- 調査対象:スマホ所有男女824 人
- 調査方法:インターネット調査 全20問
- 調査内容:こだわりのある商品ジャンルでの買物スタイル、およびその買物行動時のスマホの使い方を調査