7割以上の消費者が楽天・アマゾンで買い物をする、その次に多いのが約2割でヤフー

「楽天市場」は75.3%、「アマゾン」は72.1%で、「ヤフーショッピング」が23.6%で続いた

瀧川 正実

2014年11月11日 12:30

コンサルティングサービスなどのスカイライトコンサルティングと子会社のシンクエージェントが共同実施した「買物におけるスマホ利用実態調査_詳細レポート」によると、最も利用するECサイトは「楽天市場」と「アマゾン」でそれぞれ7割を超えていることがわかった。3番目に多いのはヤフーショッピングだった。

「あなたがネットショッピング時によく使うサイトは次のうちどれですか」と、あらかじめ用意した複数の項目に消費者が回答。「楽天市場」は75.3%、「アマゾン」は72.1%で、「ヤフーショッピング」が23.6%で続いた。

その次に多かったのは「ヤフオク!で14.6%」。「リアルでよく買う店のECサイト」は5.6%だった。

「買物におけるスマホ利用実態調査_詳細レポート」のEC利用について

よく利用するECサイトについて

目立った傾向としては、未婚男性の8割以上が「アマゾン」を、子供を持つ女性の8割以上が「楽天市場」を利用している。

ECで利用する端末を聞いたところ、全体ではパソコンが78.2%、スマートフォンは19.0%だった。スマホでECを利用するのは女性の比率が高く、男性の12.9%に対し、約2倍となる24.7%だった。特に未婚女性や小さい子供を持つ既婚女性のスマホショッピング率が高い。

「買物におけるスマホ利用実態調査_詳細レポート」のEC利用について②

ネットショッピングの際に利用する端末について

パソコンの利用率は年齢が増えるごとに上昇する一方、年齢が若いほどスマホによるネットショッピング利用率が高く、10~20歳代は32.9%にのぼった。

ここ1~2年間での買い物の仕方の変化も質問。「ネットで調べてから買うようになった」が最も多く39.3%が回答した。「お店で買うのと同じ感覚でスマートフォンやパソコンでも買うようになった」と回答した人は2割。

「買物におけるスマホ利用実態調査_詳細レポート」のEC利用について③
ここ1~2年間での買い物の仕方の変化について

ネットショッピングの利用頻度は、月1回以上の利用が全体の68.8%。子供を持つ既婚女性の利用頻度が高く、78.2%が月1回以上利用すると回答した。「買物におけるスマホ利用実態調査_詳細レポート」のEC利用について④

ネットショッピングの利用頻度について

調査概要は以下の通り。

  • 調査時期:2014年8月26日(火)~2014年8月27日(水)
  • 調査対象:スマホ所有男女824 人
  • 調査方法:インターネット調査 全20問
  • 調査内容:こだわりのある商品ジャンルでの買物スタイル、およびその買物行動時のスマホの使い方を調査
この記事のキーワード

この記事をシェアしてほしいタヌ!

人気記事トップ10

人気記事ランキングをもっと見る

企画広告も役立つ情報バッチリ! Sponsored

「声のする方に、進化する。」会社全体最適を目標とするワークマンの「補完型EC」 が実践する「レビューマーケティング3.0」とは? 12月17日 7:00 「所有から利用へ」の潮流をAIで勝ち抜く。事例で学ぶレンタル・リユースビジネスの成功法則とEC構築術 12月16日 7:00 「サムソナイト」「グレゴリー」のEC改善事例。CVR改善+購入完了率が最大45%増の成果をあげたアプローチとは 11月12日 7:00 スマホゲーム「モンスト」ファンがお得にアイテムを購入できる「モンストWebショップ」はなぜ「Amazon Pay」を選んだのか。導入効果+UI/UX向上に向けた取り組みを聞いた 10月30日 7:00 アンドエスティが「3Dセキュア2.0」の超効率的運用に成功したワケ。オーソリ承認率大幅改善、売上アップにつながった不正対策アプローチとは? 10月28日 7:00 EC業界で市場価値を最大化する――「全体を見渡せる人材」になるためのキャリア設計 10月27日 7:00 転売ヤーが引き起こすEC市場の混乱に立ち向かう! Shopifyパートナー・フラッグシップが提案する最新対策 9月29日 8:00 14か月で累計売上30億円超え。 韓国のネイルブランド「ohora」の急成長を支えたEC戦略とは 9月22日 8:00 生成AI検索が変える消費者の購買行動。UGC活用でサイト流入を最大化する 9月10日 8:00 ほしい商品が見つからないイライラを解消し、CVRを向上! 検索機能強化と顧客満足度アップを実現するBtoB-ECサイト改善のポイントとは? 9月9日 7:00