クラウドPOSレジ「スマレジ」企業、ネットショップ支援室を買収
スマレジはEC事業者の販路拡大による売上増加、ノウハウの融合による開発力の強化を見込み、ネットショップ支援室の子会社化を決めた。
クラウドPOSレジ「スマレジ」のスマレジは12月13日、EC支援を手がけるネットショップ支援室の株式を100%取得し、完全子会社化すると発表した。
株式取得契約日は12月18日、株式譲渡実行日は12月27日の予定。株式取得価額は11億円。
ネットショップ支援室は、ECカートシステム「楽楽リピート」、受注・在庫管理システム「アシスト店長」、BtoBカートシステム「楽楽B2B」など、EC支援をワンストップで解決できるソリューションを提供している。
スマレジはEC事業者の販路拡大による売上増加、ノウハウの融合による開発力の強化を見込み、ネットショップ支援室の子会社化を決めた。
ネットショップ支援室の2024年9月期業績は、売上高が前期比5.3%増の7億1300万円、営業利益、経常利益はともに同2.6%減の3800万円、当期純利益は同150.0%増の2500万円。スマレジの2025年4月期連結業績予想については精査中で、開示事項が生じた場合、公表するとしている。
ネットショップ支援室は、子会社後も社名、提供サービス、従業員体制に変更はないと説明。「スマレジグループの一員として、これまで以上にお客さまの期待に応えるべく、新たな価値創造をめざしていく」としている。
なお、スマレジは今後も①顧客獲得(SaaS型POSサービス)②プロダクトラインアップの拡充(自社顧客基盤向け商材クロスセル)③ITエンジニアリング能力強化(システム開発会社など)――を目的に、積極的にM&Aを実施していく。
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