ECの決済手段、最多は「クレジットカード」68%、次点で「コード決済アプリ」が27%【決済サービス利用調査】
調査結果によると、対面購入ではコード決済アプリとクレジットカードがほぼ同等の利用率で拮抗。非対面(EC)ではクレジットカードの利用率が突出して高くなっている
インフキュリオンが実施した「決済動向2025年調査」によると、インターネット経由での購入時の決済方法は「クレジットカード」が68%で、「コード決済」は27%だった。店舗のレジなどの対面時では「コード決済アプリ」と「クレジットカード」が拮抗している。調査は全国の16〜69歳の男女2万人を対象に実施した。
コード決済の利用率は過去最高の72%
利用している決済手段を聞いたところ、最も多かったのは「クレジットカード」で81%、続いて「コード決済アプリ」が72%、非接触のICカード型決済「FeliCa型電子マネー」が55%だった。
「コード決済アプリ」の利用率は調査を開始した2015年以降で最高値を記録。全体的にサービス利用率が増加している。
Visa、JCBといったクレジットカードの国際ブランドがついたデビットカード「ブランドデビット」の利用率は29%で、2024年調査から11ポイント増加したという。
年代別で見ると「コード決済アプリ」の利用率は10歳代で83%と突出している他、「ブランドデビット」でも10歳代と20歳代の利用率が約4割となっており、若年層での利用が浸透している。
決済カードや決済アプリについて、利用している個別のサービスを聞いたところ、最も多かったのは「PayPay」で56%だった。これに「楽天カード」が49%、「交通系ICカード」が36%で続いた。
インターネット経由の決済手段はクレカが69%、コード決済が27%
店舗のレジ(対面)でよく利用しているサービスと、インターネット経由(非対面)での購入時によく利用しているサービスについてそれぞれ聞いたところ、対面では「コード決済アプリ」が最多で57%、続いて「クレジットカードが」が55%だった。
インターネット経由の決済では「クレジットカード」が最多で68%、「コード決済アプリ」が27%だった。
調査概要
- 調査手法:インターネット調査
- 調査対象:日本国内16~69歳男女2万人
- 詳細調査対象:勤労状況・世帯年収・生計上の立場(扶養者・被扶養者)の3観点を組み合わせた8カテゴリに属する(調査対象者から各カテゴリ103人ずつ無作為に抽出)
- 対象人数:824人(8カテゴリごと103人)
- 調査期間:2025年4月4日~9日
- 調査主体:インフキュリオン
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