三陽商会のインバウンド対策、アリババグループの旅前に商品を閲覧・購入できる「フリギー購」を導入
「フリギー購」は、中国人観光客が旅行前に、アプリを通じて海外の実店舗の商品を免税価格で購入できるサービス。三陽商会は訪日観光客のインバウンド需要を取り込むとともに、店舗における購入手続きの効率化を図る
アパレルブランドを展開する三陽商会は、中国人観光客が旅行前に実店舗の商品をアプリで予約購入できるサービスを、東京・銀座の直営店「GINZA TIMELESS 8」で9月6日に開始する。
アリババグループ傘下のフリギーが提供しているプラットフォーム「フリギー購(ゴー)」を採用した。
中国人観光客によるインバウンド消費の拡大を見込んで「フリギー購」を導入。訪日観光客のインバウンド需要を取り込むとともに、店舗における購入手続きの効率化を図る。三陽商会によると、国内のアパレル企業が「フリギー購」を導入するのは初めて。
「フリギー購」のユーザーは、旅行前にアプリを通じて実店舗の商品を閲覧し、免税価格で購入できる。決済サービス「Alipay(アリペイ)」で事前に商品代金を支払う。
商品を受け取る際は、来店日時を指定した上で、店舗でスマホの予約画面とパスポートを店舗スタッフに提示することで、免税手続きと商品の受け渡しが完了するという。
三陽商会の直営店「GINZA TIMELESS 8」における「フリギー購」の対象商品は、「SANYOCOAT(サンヨーコート)」「LOVELESS(ラブレス)」「BLUE LABEL CRESTBRIDGE(ブルーレーベル・クレストブリッジ)」「BLACK LABEL CRESTBRIDGE(ブラックレーベル・クレストブリッジ)」の4ブランド。
「GINZA TIMELESS 8」は9月6日にリニューアルオープンを予定している。
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