自社物流を広げるアマゾン、個人への配送委託制度「Amazon Flex」を宮城県で導入
「Amazon Flex」は東京都、神奈川県、千葉県、愛知県、北海道で展開している。今後、対象地域を拡大する計画
アマゾンジャパンは11月5日、個人と直接契約する配送委託制度「Amazon Flex」を宮城県へ拡大し、商品を配達するデリバリーパートナーの募集を開始した。「Amazon Flex」は東京都、神奈川県、千葉県、愛知県、北海道で展開している。今後、対象地域を拡大する計画。
「デリバリーパートナー」は個人事業主としてアマゾンと直接契約を結び、稼働する時間帯や日数はドライバーが選択する仕組み。
配達業務は専用のスマホアプリで行う。アプリで配達ブロック(エリア)を選択。担当する荷物を配達ステーションでピックアップした後、アプリで配達ルートを確認して荷物を届ける。
報酬は2時間程度の1ブロックごとに決められている。地域ごとに金額は異なり、関東は1ブロックあたり税込4074円、仙台なら1ブロックあたり税込3400円。
スマホを持つ20歳以上の個人事業主で、黒ナンバーを取得した貨トラックや軽バンなどの軽貨物自動車を所有していることが条件。貨物軽自動車運送事業の届出や必要な保険への加入も求められる。
アマゾンジャパンのジェフ ハヤシダ社長は、「Amazon Flex」を宮城県に拡大したことについて次のようにコメントしている。
宮城県でAmazon Flexを導入することにより、何千人もの方々に、ご自身のペースで柔軟に働くことができる個人事業主となる機会を創出できること、またAmazonのテクノロジーを活用してお客さまに商品をお届けできることを大変嬉しく思います。既存の配送サービスを全国で拡大しつつ、Amazon Flexによって、より多くのお客様にサービスをご利用いただけるよう、サービスの向上に努めてまいります
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