米国宛てEMS(国際スピード郵便)は6月に再開
6月1日から米国宛てEMSの引き受けを再開。カナダ、オーストラリア、ロシア宛ては十分な郵便物の搭載スペースが確保できないため、引受再開は未定
日本郵便は6月、米国宛てのEMS(国際スピード郵便)を再開する。
米国宛てEMSは2020年4月から取り扱いを停止していた。6月1日から米国宛てEMSの引き受けを再開する予定。
現在、EMSは欧州主要国宛ては引き受けを実施している。カナダ、オーストラリア、ロシア宛ては十分な郵便物の搭載スペースが確保できないため、引受再開は未定。航空会社と調整し、「1日も早く引受再開できるように努める」(日本郵便)としている。
なお、EMSは6月1日から特別追加料金を導入する予定。通常料金に、特別追加料金を加えた合計金額が当面の間、EMSの利用金額となる。
特別追加料金は、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大の影響で航空輸送量の減少に伴い、輸送コストが高騰しているため。コストの割増分に相当するEMS特別追加料金は当面の間、オセアニア、北中米、中近東、ヨーロッパ向けで導入する。
北米向けでは、500グラムまでの荷物の場合、通常料金は2000円。これに特別料金400円が加算され、合計2400円となる。
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