Amazon店運営の課題は「集客」。3割が売上向上施策「なにもしていない」、広告運用で5割が「適切な運用方法がわからない」
いつも.が運営する「デジタルシェルフ総研」が行ったEC事業者のSNS活用実態調査によると、3割が売り上げ向上施策を「なにもしていない」と回答した
いつも.が運営する「デジタルシェルフ総研」が行ったEC事業者のAmazon運営に関する実態調査によると、Amazon店舗の売り上げ向上施策にかける1日あたりの時間は「なにもしていない」が3割、1時間以内と合わせて8割以上を占めた。調査対象はAmazonに出品・卸販売をしている企業53社、期間は2021年4月26日~5月6日。
運営の課題は「集客が伸びない」
Amazon店舗運営における課題について聞いたところ、最多は「集客が伸びない」(47%)で、次いで「リソース不足」(34%)「どこに課題があるかわからない」(32%)だった。
Amazon運営にかける時間「なにもしていない」が3割
調査対象者にAmazon店舗運営において、売り上げ向上施策に費やしている1日あたりの時間を聞いたところ、「30分~1時間」(36%)が最多だった。3割の起業が「なにもしていない」ことがわかった。
広告費用は10万円以下が最多
Amazon店舗の月間広告予算について聞いたところ、「10万円以下」が38%で、「広告を利用していない」(26%)と合わせると広告利用金額10万円以下は6割以上だった。この結果から、まだ広告を活用し切れていない企業が多いことがわかった。一方、101万円以上の予算を割く企業も1割以上いた。
また、利用する広告は「スポンサープロダクト」が90%で圧倒的に多く、「スポンサーブランド広告」は29%、「スポンサーディスプレイ」は25%だった。
広告運用の課題について聞いたところ、「適切な運用方法がわからない」(50%)が最多、次いで「運用業務にリソースがさけない」(48%)「広告の分析方法がわからない」(44%)だった。
Amazon広告活用は「売り上げ向上」が目的
Amazon広告活用の目的は、「売り上げ向上」(67%)がトップで、次いで「新規顧客獲得」(56%)「認知向上」(54%)だった。
調査実施概要
- 調査タイトル:「EC事業者のAmazon運営に関する実態調査」
- 調査方法:いつも.のメルマガ登録者に対して、メールによるアンケート調査
- 調査期間:2021年4月26日~2021年5月6日
- 調査対象:Amazonに出品・卸販売をしている企業53社
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