買う側のことを考えれば自然な流れでも、売る側にとっては大変です。最安で頑張れるところは頑張るとして、そうでないところは何かしらの独自性を。

「なぜこうなるのか」を理解して冷静な対応を

2022年3月、楽天の検索画面が変わって、価格競争が激しくなります(たぶん) | ECコンサル坂本のブログ「ECバカ一代」
https://www.commerce-design.net/blog/archives/5280

各商品のJAN コードを使って「同じ商品で最安の商品に誘導する」導線は、前からあるんですけど、この度、大きく強化されます。「安い商品を目立たせる」ために検索結果画面を修正し、最安商品への導線を強化します。いくつかあるので紹介します。

(1)「もしかしてこの製品ですか?」導線

(2)「最安商品を見る」導線

(3)検索結果画面から「店舗名を削除」

画像はすべて https://www.commerce-design.net/blog/archives/5280より編集部でキャプチャ

「Amazonよりは良いじゃないか」という声も聞こえてきそうですが、楽天市場の検索結果は出店者にとってはかなり厳しいものになりそうです。ここまで最安を押されちゃうとなんとも……。楽天側の都合としてはまっとうな競争下でユーザーに選んでもらおうということなので、買う側とすればメリットしかないです。個人的には楽天で最安を選んでも偽物にあたる率が低いので、そこそこ安心して買ってしまいます。こんな人は多そうですよね。

記事にはここに至る背景というか楽天側の思想も書かれているので、理解することから始めるのをおススメします。条件反射的に「こんなことをして大手優遇じゃないか! けしからん!」となるのは意味がないですから。この条件でどうにかすることを考えるしかないです。自社ECで売ることは対応策ではなく、自社でしか売っていないものをどうやって考えていくのかがポイントです。セット売りだってオリジナル商品ですよ。

今週の要チェック記事

ネットショップでの不正注文や攻撃が増えていて、相変わらず悪徳業者も多くて、慣れない人がネットショップを運営した体験記があった3月2週目でした。

Web制作会社が自社ECを半年間運営してわかったいくつかのこと | 佐藤崇史 | note
https://note.com/s8000/n/n5eb27ead1107

「定額制サービス」で不満を感じること 3位は「使わない月があると無駄になる」:約1万人に聞いた | ITmedia ビジネスオンライン
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2203/04/news117.html

ランキングサイトの内容「虚偽」 サイト運営者に22万円支払い命令 | 朝日新聞デジタル
https://www.asahi.com/articles/ASQ353TMQQ34UTIL056.html

「Magento」を使って1,400万商品を取り扱えるように越境ECサイトをパワーアップした話 | MonotaRO Tech Blog
https://tech-blog.monotaro.com/entry/2022/03/08/093000

メルカリShops、サイズ別全国一律価格での配送サービス「クールメルカリ便」開始 水産業者支援 | ECzine
https://eczine.jp/news/detail/11115

EC-CUBEのセキュリティへの取り組み | EC-CUBE
https://www.ec-cube.net/info/security/efforts.php

IPAが100万円以上もするECサイトの脆弱性診断を無料で実施、申し込みをスタート | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/9580

しまむら、ジーユー、ワークマンなど大手小売りやチェーン店がEC商品の店舗受け取りサービスを強化。その取り組みとは? | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/9574

今週の名言

成果が伸びないときに勘違いしてやりがちなことと、実践したい5つの考え方――川添隆(コマースプロデューサー) | Marketing Native
https://marketingnative.jp/topics23/

着実に改善を生める部分と捨てる部分を吟味した上で、今できる新しい打ち手を足して差分を埋めていくか、もしくは次のメジャーな施策になるための種まきをする。

野菜を育てることをイメージすればわかりやすいでしょうか。野菜の種をまいても畑の広さに制限されますし、季節にも影響されます。土壌の改良などで収量を上げるにしても限界が……。となれば、季節によって育てる野菜を変えるとか、育てやすい野菜に変えるといった流れになりますよね。1つの施策にこだわるのも良いですがそこには限界があるので、常に次の施策を頭に入れておきましょう。

筆者出版情報

「未経験・低予算・独学」でホームページリニューアルから始める小さい会社のウェブマーケティング必勝法

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森野誠之 著
翔泳社 刊
発売日 2021年10月15日
価格 2,200円+税

この連載の筆者 森野誠之氏の著書が翔泳社から発売されました。小さな会社の“ひとり担当者”が、未経験、低予算、独学でホームページのリニューアルからウェブマーケティングまでを成功させるための指南書です。電子版、オンデマンド印刷版ともにAmazonで発売中です!

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森野 誠之

運営堂

運営堂代表。Web制作の営業など数社を経て2006年に独立後、名古屋を中心に地方のWeb運用を支援する業務に取り組む。現在はGoogleアナリティクスなどのアクセス解析を活用したサイト・広告改善支援を中心にWeb制作会社と提携し、分析から制作まで一貫してのサービスも開始。豊富な社会・業務経験と、独立系コンサルタントのポジションを活かしてWeb制作や広告にこだわらず、柔軟で客観的な改善提案を行っている。理系思考&辛口の姿勢とは裏腹に皿洗いを趣味にする二児のパパ。

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