EC売上500億円めざす高島屋、2022年2月期は約9%増の323億円
2020年度(2021年2月期)に前期比60.0%増の297億円だった高島屋のEC売上高。中期経営計画の最終年度となる2023年度(2024年2月期)には500億円まで引き上げる計画
高島屋が発表した2022年2月期の連結業績によると、EC売上高は前期比8.8%増の323億円だった。
期初計画は345億円。競合との競争激化、それに伴う同質化が主因としている。
2021年夏に「高島屋オンラインストア」を刷新。百貨店ならではの独自性の発揮と顧客利便性の向上をめざした。「高島屋オンラインストア」は、ECサイトの訪問者の約7割がスマートフォン経由。スマホでの視認性や操作性を向上させるなど「スマートフォンファースト」の仕様に変更した。
2022年度は、化粧品や特選などの品ぞろえ拡充、新規顧客獲得、店頭連動施策などで420億円のEC売上高を計画している。
高島屋は今期(2022年2月期)から、3か年の中期経営計画(中計)をスタート。2020年度(2021年2月期)に前期比60.0%増の297億円だったEC売上高は、最終年度となる2023年度(2024年2月期)には500億円まで引き上げる計画だ。
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