オンワードホールディングス傘下のウィゴーはこのほど、アパレルブランド「WEGO」の海外進出を本格化すると発表した。台湾では2030年までに約20店舗の展開を計画している実店舗展開は2026年5月から開始し、年内に台北と中国・上海に旗艦店を開設する。
海外展開では、「Fashion」「Culture」「Lifestyle」を街ごとの個性に合わせて編集し、“その街にしかないWEGO”の構築をめざす。商品のラインアップは街の空気感、コミュニティ、若者のムードを反映する。日本のストリートカルチャーを起点に、現地の若者と新しいカルチャーを共創する。
台湾向け展開
台湾は日本ブランドへの信頼度や好感度が高い市場。ウィゴーによると、SNSを中心に「WEGO」の認知が広がっており、親和性が高いと見ている。日本発のファッションスタイルやカルチャーへの関心が高い台湾で、日本のストリート・若者カルチャーを背景に持つ「WEGO」の実店舗展開を推進する。
中国向け展開
これまでの実績を踏まえ、オンライン事業の成長を加速させる拠点として、2026年内に上海で旗艦店を開設する。
「WEGO」の国内店舗には、中国人インバウンド客が多く来店している。2025年5~6月に上海で実施したポップアップイベントでも反響があり、SNS上でも認知と支持が拡大。近年開設した中国向けオンラインストアも「予想を大きく上回る成長」という。
現地の若者と共創
海外展開では、「Fashion」「Culture」「Lifestyle」を街ごとの個性に合わせて編集し、“その街にしかないWEGO”の構築をめざす。商品のラインアップは若者のムードを反映するなど、街ごとの特性や若者の感性を捉えて展開する。
オンワードHDが2025年9月に完全子会社化
オンワードHDは2023年5月にウィゴーの発行済み株式20.27%を取得し、資本業務提携を締結していた。その後、2025年9月に残りの全株式を取得し、ウィゴーを完全子会社化している。取得価額は5億円。完全子会社化の目的の1つに、アジアマーケット向けコンテンツの強化がある。
オンワードHDの2026年2月期連結業績は売上高が前期比13.6%増の2368億400万円、営業利益は同14.3%増の116億400万円、経常利益は同10.8%増の111億7600万円、当期純利益は同18.5%増の100億9400万円だった。
ウィゴー単体の2026年2月期の売上高は325億4600万円、営業利益は14億7100万円だった。
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