DHCがパーソナライズされたコミュニケーションやデジタル接客の実現に向けて「KARTE」シリーズを導入

オンラインショップにおける顧客体験向上は「KARTE」、メールやプッシュ配信などチャネルを横断したメッセージ配信に「KARTE Message」、データおよび他のデータの統合と活用を可能にする基盤に「KARTE Datahub」を採用

鳥栖 剛[執筆]

4月22日 8:30

ディーエイチシー(DHC)はこのほど、プレイドが提供するCX(顧客体験)プラットフォーム「KARTE」シリーズのプロダクトを導入し、パーソナライズされたコミュニケーションやデジタル接客の実現をめざしていく。

DHCは顧客の体験価値の向上と長期的な信頼関係の構築のため、顧客接点の統合と一貫した顧客体験の実現に取り組んでいる。会員基盤のシステム統合を通じてECサイト・アプリ・コールセンター・店舗の顧客接点ごとに個別最適化した体験を顧客軸で統合、オンラインとオフラインをつなぎ1人ひとりに適した顧客体験をリアルタイムに提供していきたい考え。

顧客接点の統合と一貫した顧客体験の実現において、顧客1人ひとりを解像度高くリアルタイムに解析・可視化し、ファーストパーティデータを柔軟に活用できる統合基盤として「KARTE」シリーズのプロダクトを採用した。顧客との1to1コミュニケーションの強化を推進していく。

各プロダクトの活用を進め顧客体験のデジタル基盤を強化し、その過程で解析するファーストパーティデータから、リアル、デジタルを横断したシームレスな体験の提供を進める。ECサイトにおける顧客体験向上には「KARTE」を、メールやプッシュ配信などチャネルを横断したメッセージ配信には「KARTE Message」を採用。KARTEで解析したデータおよび他のデータの統合とシームレスな活用を可能にする基盤は「KARTE Datahub」が担う。

プレイドのCX変革を加速するプロフェッショナルサービス「PLAID ALPHA(プレイド アルファ)」の伴走支援も導入。各種データの要件整理・初期構築に加え、KARTEで解析するデータ連携や顧客への1to1コミュニケーションの設定を通じてKARTEシリーズの複数プロダクトの導入をリードする。

従来は手動での運用に頼っていたため、十分なパーソナライズが難しく、最適な情報をタイムリーに届けられないという課題があった。「KARTE」は、あらゆる行動ログを個客軸で統合し、リアルタイムに最適なアクションへとつなげられる点。お客さま1人ひとりの興味関心や行動の変化に即座に対応し、常にパーソナライズされた体験を提供できることは、手作業では到達しえなかった“真の1to1マーケティング”を可能にする、大きな価値だと感じている。(ディーエイチシー 通販事業ユニット ユニットマネージャー 中尾羽似氏)

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