カゴ落ち対策の話題はよく聞くようになってきましたよね。カゴ落ちってオイシックス西井さんのコメントをお借りすれば「商品を手に取ったのに置いて帰ってしまう状況」です。タグを入れるだけで終わりですので、導入も楽です。やるしかない!

見てもらうだけではなくて買ってもらうことまで考えてみる

カゴ落ちアドバイザー就任!オイシックス西井さんと語る「売れないECサイト、僕らが最初に改善するなら」 | ECzine
http://eczine.jp/article/detail/3517

まとめると、

  • カゴ落ちは手に取った商品を戻すのと同じなので、声をかけるのが効果的
  • 会員にはメールで、非会員にはリターゲティング広告でリーチ
  • カゴ落ちメールの開封率43%、クリック率10%、その半数が購入という事例も

以前、中古車業界の方にお話をうかがったのですが、彼らはリマインドメールを離脱した瞬間に送るらしいんです。なぜなら、同じ商品がふたつないから。それって業種に特化していますよね。そういったことを考え出すと、たとえばファッションなら、ボーナス日や給料日に送るのが効果的といった、業種ごとの法則が見つかるのかもしれません。

─株式会社シンクロ 代表取締役 兼 オイシックス株式会社 CMO 西井 敏恭 氏

欲しいものをとりあえずカートに保存したり、カートの中を見て商品を削除したり、カートを見ながら他社の価格と比較したりと、カートの使い方っていろいろありますよね。このように悩んでいるユーザーにアプローチするのがカゴ落ち対策ツールの基本です。

モールやASPカートでは導入できないかもしれませんが、ページを変更する手間もないので積極的に試したいツールですし、ネットショップでは当たり前に使うようになると思います。

シニア層は健康商品に染まっているのかも!?

シニア層がよく利用するECサイトランキングまとめ[敬老の日にも役立つ] | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/3449

まとめると、

  • 60歳以上のシニア層でPCユーザーを対象に行った調査
  • Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングの3大モールがダントツでトップ
  • 健康食品関連サイトも上位にランクイン

TVを見ても新聞を見てもラジオを聞いても健康食品の宣伝だらけなので、こうなるのも納得ですよね。

その中で3大モールがダントツのトップというのは興味深いです。シニア層に買ってもらおうと思えばこの3つに出店するのが手っ取り早いということですから。

どこでも物が買える時代。ネットショップだけにこだわらないこと。

「実店舗ありきのEC」の時代は終わり!? ECからデジタル・コマースへ | ECzine
http://eczine.jp/article/detail/3572

まとめると、

  • 買い方の自由度が上がってきて従来型のECという言葉があまり意味を持たなくなってくる
  • 接点となり得るアプリやLINEや新たなデバイスでのコマースを構築していくことが重要
  • 社内でチャネル間でケンカをしている企業が多く対応に遅れをとっている

一般消費者の購買環境が加速度的に変化している中、ECの意味合いを広義に戻していくのは難しいでしょう。まだまだ、戦略的にECを活用しきれていない企業のほうが多いようですが、特にその歩みが遅い企業ほど、「EC=インターネット通販」という固定概念になっているのではないでしょうか。そういった中で、企業として、テクノロジーや一般消費者の変化にどう向き合っていくかがまさに問われています。

このまとめでは何度も「従来型のECが終わるのでは?」といったことを書いていますが、最前線の現場でもその動きが始まっていますね。

自社の都合にとらわれているうちに誰も来なくなってしまう可能性もあるので、くどいようですが早めに対応していきましょう。何からやるのか?と聞かれれば記事にあるように「何でもやる」しかないです。

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楽天が同梱物への自社サイト紹介の記載をOKに。店舗の販促に関する禁止行為を緩和 | ネットショップ担当者フォーラム
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そういえばそんなルールあったな~と思わせる内容です。これも時代の流れです。

ヨドバシカメラ、注文後最短2時間半で商品を配送。「ヨドバシエクストリーム」を都内で | ネットショップ担当者フォーラム
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Tカードの会員数が6,000万人を突破 ー 労働人口の8割に | Shopping Tribe
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6,000万って人口の半分ぐらいですよね……。このデータを使って何が出てくるのかが気になります。

大阪の人は本当にヒョウ柄が好き? 日本一ヒョウ柄を買ってる都道府県を勝手に検証! | 株式会社スタートトゥデイ
http://www.starttoday.jp/?p=17578&cat=31

意外にも1位は埼玉県という結果でした。やっぱり“『大阪のおばちゃん』は地元の商店街で買うから、ZOZOTOWNでは買わへんのちゃいます!?”(記事から引用)

ウォールマートのショッピングカートは客を出迎える--カート制御特許が公開に | CNET Japan
http://japan.cnet.com/news/service/35089047/

広い店内で「やっぱりショッピングカートがほしい」と思ったときに、探しに行かなくても呼び出せるというもの。カートを戻す際にも活躍しそうです。

ヤマトHDが関東・中部地域間の当日配達を実現へ。「中部ゲートウェイ」を竣工 | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/3452

「東名阪での宅急便の当日配送をめざす」。ヤマト運輸の進化が止まらないです。

今週の名言

現代は「客層」という言葉は通用しない。1人のお客さまがコンビニにもスーパーにも、そして百貨店にも行くからだ。

─セブン&アイ・ホールディングス 名誉顧問 鈴木 敏文 氏

セブン&アイが展開する、買い手市場の時代に売るための戦略とは | ダイヤモンド・オンライン
http://diamond.jp/articles/-/101520

「買い物の自由度が上がっている」のは小売りの最前線では当たり前の認識のようですね。もう1度オムニチャネルという言葉についてじっくり考えてみたいです。

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森野 誠之

運営堂

運営堂代表。Web制作の営業など数社を経て2006年に独立後、名古屋を中心に地方のWeb運用を支援する業務に取り組む。現在はGoogleアナリティクスなどのアクセス解析を活用したサイト・広告改善支援を中心にWeb制作会社と提携し、分析から制作まで一貫してのサービスも開始。豊富な社会・業務経験と、独立系コンサルタントのポジションを活かしてWeb制作や広告にこだわらず、柔軟で客観的な改善提案を行っている。理系思考&辛口の姿勢とは裏腹に皿洗いを趣味にする二児のパパ。

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