EC企業のSNS活用、最多はInstagram。課題は「効果の実感がない」「運用人材不足」「ネタ不足」
いつも.が運営する「デジタルシェルフ総研」が行ったEC事業者のSNS活用実態調査によると、51.9%が「効果を実感していない」と感じていることがわかった
いつも.がEC事業を展開する企業に所属する205人に対して行ったSNS利用実態調査によると、過半数の企業が「今後SNSの取り組みを増やす」と考えている一方、51.9%が「効果を実感していない」と回答した。調査期間は2021年4月6日~4月21日。
SNS活用の目的は「認知向上」が最多
所属企業が活用しているSNSを聞いたところ、最多は「Instagram」(69.8%)で、次いで「Facebook」(58.5%)「Twitter」(50.7%)だった。
SNS活用の目的を聞いたところ、「認知向上」(71.2%)がトップで、「販売促進」(67.8%)「顧客対応」(11.2%)と続いた。
約半数が「効果を実感していない」
SNSの効果として感じていることについて聞いたところ、51.9%が「効果を実感していない」と回答。「アクセスや問い合わせが増加している」(30.4%)「評判レビューが拡散・向上している」(21.5%)を実感しているのは一部にとどまった。
運用人材や投稿ネタ不足が課題に
SNS運用における課題については、「運用人材の不足」(51.7%)が最多。次いで「投稿ネタの不足」(46.0%)「効果が見えにくい」「フォロワーが増えない」(いずれも43.7%)となり、SNS運用の経験や時間が不足してる状況になっている。
SNSの今後の取り組みについて聞いたところ、51.7%が「今後増やしていく」と回答した。また、「現状を継続する」は46.8%で、「今後減らしていく」という回答は1.5%。
調査実施概要
- 調査タイトル:「EC事業者のSNS活用状況調査」
- 調査方法:アンケート調査
- 調査期間:2021年4月6日(火)~2021年4月21日(水)
- 調査対象:いつも.のオンラインセミナー申込者・参加者205人
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