「北欧、暮らしの道具店」公式YouTubeチャンネル、約65%が動画をリピート視聴、45歳以上が56%視聴している理由
クラシコムは10月15日、ライフカルチャープラットフォーム「北欧、暮らしの道具店」のYouTube公式チャンネルの登録者数が60万人を突破したと発表した。新規顧客に加えて既存顧客のリピート伸長で、総再生回数は1億5000万回超、総再生時間は1000万時間超の実績となっている。
「北欧、暮らしの道具店」公式YouTubeチャンネルは、開設してから一貫してサステイナブルに運営するための戦略的な番組開発を積み重ねてきたという。この結果、2020年以降に公開した約400本の動画のうち約73%は10万回超、14%超は50万回超の再生回数を記録している。リピート視聴は65%、新規視聴が35%で、総再生回数は1億5000万回を突破した。
20代を中心とする若年層が「北欧、暮らしの道具店」を知るきっかけとしての役割を果たしてきた公式YouTubeチャンネル。2023年11月に実施した「北欧、暮らしの道具店」の認知度調査によると、20代の認知のきっかけは「YouTube」がもっとも多く、既存顧客へのアンケートでも20代の公式YouTubeチャンネル視聴は63%超だった。
番組制作ではゲストを起用したドキュメンタリー仕立てなどを展開し、視聴者層の拡大につなげている。2024年の35歳以上の視聴者は2018年と比較して34ポイント増の80%超、45歳以上の視聴者は同29ポイント増の56%超とだった。
「北欧、暮らしの道具店」公式YouTubeチャンネルは2011年に開設、当初は商品ページやSNSに掲載するための短尺動画のアーカイブとして活用してきた。2018年4月配信のオリジナルドラマを機に、本格的なチャンネル運用を始めている。
2019年4月に短編ドキュメンタリー番組、同12月にはオリジナルドラマを公開。さらに2019年8月から2020年2月の配信では、YouTubeで人気の高いVlog形式の番組を開発することで動画のクオリティが安定。次のエピソードを見るためのチャンネル登録が増えるという安定的なサイクルの確立につながった。
独自の番組開発とコロナ禍の巣ごもり需要で、2020年の1年間でチャンネル登録者数は4倍に成長し、2022年3月には50万人を突破している。