渡部 和章 2019/11/8 11:00

Zホールディングスが11月1日に公表した決算資料によると、2019年4~9月期(2020年3月期 中間期)におけるグループの「eコマース取扱高」は前年同期比10.4%増の1兆1887億円だった。

「eコマース取扱高」はYahoo!ショッピング、ヤフオク!、LOHACO、アスクルのBtoB事業、Yahoo!トラベル、一休など、Zホールディングス傘下のEC取扱高の合計値。

「Yahoo!ショッピング」や「LOHACO」、ペット用品ECを手がけるチャームなどを含む「ショッピング事業」の取扱高は同19.2%増の4156億円。「ヤフオク!」の取扱高は前年同期から横ばいの3926億円だった。

「Yahoo!トラベル」や「一休」など、物販以外の取扱高は同26.8%増の2307億円となっている。

Zホールディングスが11月1日に公表した決算資料によると、2019年4~9月期(2020年3月期 中間期)におけるグループの「eコマース取扱高」は前年同期比10.4%増の1兆1887億円だった
「eコマース取扱高」の四半期ベースの推移(画像はZホールディングスの決算説明会資料から編集部がキャプチャ)

Zホールディングスは2019年10月に「PayPayモール」と「PayPayフリマ」を開設してEC事業を拡大した。「PayPayモール」は同社が設定した出店基準を満たした店舗のみが出店できる「プレミアムなショッピングモール」という位置付け。掲載料は売り上げの3%。約600店舗が出店している。

ファッション通販サイト「ZOZOTOWN」を運営するZOZOの株式公開買付も実施しており、連結子会社化をめざしている。

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