20~40歳代のEC系アプリ使用率はQRコード決済よりも高い、20歳代では62%がネット通販アプリを利用

支払いや買い物に関するアプリについて聞いたところ、アプリの使用率で1位だったのは「ネット通販アプリ(Amazon、ZOZOTOWNなど)」。「QRコード決済アプリ(PayPay、楽天ペイ、LINE Pay、Origami Payなど)」よりも高い結果となった

石居 岳

2020年3月16日 10:00

SMBCコンシューマーファイナンスは3月12日、「20代・30代・40代の金銭感覚についての意識調査2020」の結果を発表した。

支払いや買い物に関するアプリについて聞いたところ、アプリの使用率で1位だったのは「ネット通販アプリ(Amazon、ZOZOTOWNなど)」。「QRコード決済アプリ(PayPay、楽天ペイ、LINE Pay、Origami Payなど)」よりも高い結果となった。

「ネット通販アプリ」の使用率は、20代が62.0%、30代が59.2%、40代は49.6%で、各年代で最も高い使用率だった。30代と40代では、「ネット通販アプリ」の使用率はともに前回調査を上回る結果となっている。

SMBCコンシューマーファイナンスは「20代・30代・40代の金銭感覚についての意識調査2020」を発表、アプリの使用率(20歳代)
アプリの使用率(20歳代)

アプリ使用率の2位は各年代とも「QRコード決済アプリ」。初の調査対象となる20代の「QRコードアプリ」使用率は41.8%だった。

前回の調査実績がある30代は前回調査比33.2ポイント増の46.8%、40代は同28.4ポイント増の42.6%となっており、両年代とも前回調査から大幅な増加となっている。

SMBCコンシューマーファイナンスは「20代・30代・40代の金銭感覚についての意識調査2020」を発表、アプリの使用率(30歳代)
アプリの使用率(30歳代)

20代と30代の使用率3位は「フリマ/オークションアプリ(メルカリ、ラクマ、ヤフオク!など)」、4位は「電子マネーアプリ(モバイルSuica、nanacoモバイル)」となっている。だが、40代では「電子マネーアプリ」が3位となっており、「フリマ/オークションアプリ」は4位だった。

SMBCコンシューマーファイナンスは「20代・30代・40代の金銭感覚についての意識調査2020」を発表、アプリの使用率(40歳代)
アプリの使用率(40歳代)

調査概要

  • 調査タイトル:20代・30代・40代の金銭感覚についての意識調査 2020
  • 調査対象:ネットエイジアリサーチのインターネットモニター会員を母集団とする20歳~49歳の男女
  • 調査期間:2019年12月20日~23日
  • 調査方法:インターネット調査
  • 調査地域:全国
  • 有効回答数:2000サンプル

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