創業103年の富澤商店×特許AI技術でSNS分析のAIQ。次世代ソーシャルコマース事業で業務提携

リリース情報提供元: プレスリリース・ニュースリリース配信サービスのPR TIMES
2022年08月09日(火)
株式会社富澤商店
お客様同士の交流で生まれる共感が購買の意思決定に繋ぐ「新型EC」で、売上高増を目指す

富澤商店の商品を、より楽しく快適にご利用いただけるように、ECサイトの活用の幅を広げます。 日本最大級の製菓・製パン材料、器具専門店として創業103年の株式会社富澤商店は、特許AI技術によるデータ分析でソーシャルメディアマーケティング支援等を提供するAIQ株式会社と業務提携契約を締結し、次世代ソーシャルコマース事業を開始いたします。




富澤商店とAIQは昨今のデジタルシフトとデジタルコミュニケーションの変化にいち早く対応し、カスタマージャーニーの変化、Cookieの終焉とLTVへの注目、さらにはSNSでの体験価値の向上など、様々なマーケティング課題へ挑戦する「次世代ソーシャルコマース」を提供いたします。

AIQの特許AI技術により富澤商店のSNS上のやりとりを分析。“興味・関心”の動向から満足感の高い商品にリーチする最適な購買経路を明確化することで、売り手からの「一方向のアプローチ」ではなく、生活者(消費者)同士のコミュニケーションから生じた安心感のある情報で、信頼性を伴った購買動機を育み、商品購入ができる次世代ソーシャルコマース事業を8月より開始する予定です。また、お客様同士だけでなく、富澤商店の公式アカウントや商品知識が豊富な実店舗スタッフ、公式ファングループと共に当事業の効果の最大化を図ります。

同事業の推進により、ソーシャルメディアによる人と人の「興味・関心」の繋がりからLTVの高い潜在・顕在顧客を獲得し、EC売上高対前年比10%増を目指します。さらに、日本のソーシャルコマース市場活性化を牽引してまいります。




■業務提携の狙い、経緯
富澤商店はコロナ禍を機にECの販売を大きく伸ばし、会員数も35万人(20年2月時点)から60万人(22年6月現在)に増加しています。自社SNSの利用も活性化しており、フォロワー数は21年12月~22年6月で、Twitterでは約100,000、Instagramでは約40,000増えています。さらにエンゲージメント率も大幅にアップしており、強いアカウント形成が確立されています。
富澤商店SNSのフォロワーは、“料理をつくる楽しさによる共感”で繋がっているという点で高いロイヤリティを有しています。こうした特長をEC販売にも活かすべく、ソーシャルコマース事業に注目し、本事業のパートナーとして、AI技術による独創的なソーシャルメディアマーケティング支援サービスを提供するAIQと業務提携いたしました。
同社は、SNS上のユーザープロファイルを可視化できる特許取得済みのAI技術で、Instagram運用支援ツール「Moribus Navi」やインフルエンサーマーケティングツール「Moribus Casting」を開発・提供しています。また、個人で活動するインフルエンサーの経済的自立を支援するソーシャルコマースプラットフォームの構築も計画中です。AIQの技術は、商品知識が豊富な熱量の高い富澤商店の実店舗のスタッフや富澤商店の商品にまつわる共感力の高いSNSフォロワーをインフルエンサーのように活かせる親和性もあり、富澤商店が目指す「人同士のコミュニケーションで自然な販売に繋げるプラットフォーム」の開発に最適な相性だと確信し、提携に至りました。

■富澤商店×AIQの次世代ソーシャルコマース事業の概要
海外(特に中国やアメリカなど)を中心に盛り上がりを見せるソーシャルコマース(又は、ライブコマース)は、近年日本でも注目されています。しかし、日本におけるソーシャルコマースは、依然として“物を売ること”が前面に出て、SNSでのコミュニケーション特有の「興味・関心で繋がる」や「買い物の課題を解決する」は影が薄くなりがちとなり、なかなか定着できずにいるのが現状です。また、日本はアフェリエイトがそぐわない国民性だとも言われ、昨今では「検索よりもタグでたぐれ」の風潮が強くなっており、広告色のない生活者の生の声が尊重される傾向にあります。
これに対し富澤商店×AIQの事業では、購買の前に「合致した興味・関心による繋がり」があることを前提とし、その関係を深めたうえで納得づくで商品購入に至る、日本人の特性に合ったソーシャルコマースプラットフォームを開発・提供します。また、プラットフォームの効果を最大化できるように、公式アカウントやスタッフ等のSNSでの影響力を高める取り組みも推進していきます。



1.SNSから販売につなげる仕組みづくり


・全体像
SNSとコミュニティとECがシームレスにつながり一体化した仕組みを構築します。
AIQが開発した3つのAI技術を活用し、ユーザー個人の興味・関心を分析して富澤商店に合致する潜在顧客を発掘します。また、「誰」の「どの投稿」が購買に結びつけたかを計測してPDCAサイクルを回し、効率的な販売促進を実現します。









・プラットフォーム構成機能
ユーザーやスタッフが集い交流するコミュニティサイト、商品レビューの投稿が可能な「Moribus Community&Commerce」、既存の富澤商店ECサイトの3つで構成され、これらが一体化している点が特長です。
特に「Moribus Community&Commerce」はAIQが新たに開発したシステムで、当事業が初の運用となります。静止画や動画など多彩な表現方法で商品レビュー(紹介)ができるほか、レビュワーへのチャット相談(デジタル接客)やレビュワーとユーザー自身の興味・関心のマッチ度をAIが判定する機能も備えています。コミュニティサイトと「Moribus Community&Commerce」により、双方向のコミュニケーションを活発化し、ユーザーの安心感を高めるほか困りごとの相談・解決等までに対応し、納得・共感して商品を購入していただける環境を整備します。また購入商品を使って家族やパートナーに料理やお菓子をふるまった等の写真や動画を披露する「体験の発信」も当プラットフォームで一元的に行えます。情報収集と購買に加え、豊かなライフスタイルを共有する場としてもご利用いただけます。

「Moribus Community&Commerce」イメージ



2.公式アカウント、スタッフ、公式ファングループの影響力の強化


富澤商店公式アカウントの強化を図り、スタッフの投稿内容やクリエイティブ機能の活用および改善などに着手し、エンゲージメント率の向上と潜在顧客となるフォロワーの獲得を図ります。さらに当社には料理の知識が豊富な人材をはじめ、元パティシエ等のバックグラウンドのあるスタッフが多数在籍し、実店舗での顧客満足度の向上に寄与している強みをSNS上でも発信していけるように、AIQのInstagram運用支援ツール「Moribus Navi」を活用します。また同ツールで、公式ファングループ「富澤ファミリー」や公式アンバサダーグループ「富澤プレミアムファミリー」に属する人材のSNS運用スキルの向上も図ります。
さらに、AIQのインフルエンサーマーケティングツール「Moribus Casting」も活用し、インスタグラムユーザーから「富澤ファミリー」の候補者を発掘する等、公式ファングループの拡大も目指します。





【会社概要】
商号:株式会社富澤商店
代表取締役:富澤 淳
本社:〒100-0006 東京都千代田区有楽町1-9-4-10F
TEL:042-776-6488(平日 9:00~12:00、13:00~17:00)
URL:https://tomiz.com/
創業:1919年4月1日
会社設立:1949年3月2日
資本金:1000万円
従業員数:1200名(2021年6月現在)
事業内容:
・製菓製パン食材・器具・ラッピング資材・乾物・和食材・ナッツ・ドライフルーツ・スーパーフード・世界の食材の専門店を運営(実店舗・ECサイト)及びパン・菓子専門店への卸販売
・オリジナル食材・器具・ラッピング資材の商品開発
・オリジナル器具・ラッピング資材の輸入
・製菓製パンに関するレシピサイト運営や情報提供
・菓子製造業、食品・食料品製造業、瓶詰・缶詰製造業の製造工場運営<商標に関する事項>





【会社概要】
商号: AIQ(アイキュー)株式会社
代表者:代表取締役社長 Co-CEO兼CTO高松 睦
    代表取締役 Co-CEO兼COO 渡辺 求
本社:〒160-0015 東京都新宿区大京町22-1 グランファースト新宿御苑1F
URL:https://aiqlab.com/
会社設立:2017年7月6日
事業内容:AIをはじめとする最先端技術で、ヒトのINSIDEを可視化しさらなる可能性を拡張するサービスの提供
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